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トラッククレーンの種類は?免許は?『タダノ』と『KATO』の違いも!

クレーン 高所作業車

公開 : 2016/11/10更新 : 2022/03/10

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建設・土木業界の作業現場で活躍しているトラッククレーン!その種類や機能、必要な免許、免許の取得法やクレーン車(ユニック)との違いについて、お悩みや疑問を解消する内容にまとめました!

レッスン1

トラッククレーンとは

働く車(商用車)として、あらゆる作業現場で活躍するトラッククレーン!
このようなクレーンを用いるトラックは、主に以下の2種類に分けられます!!

  • ■トラッククレーンの種類
  • ・トラッククレーン(別名:汎用クレーン)
  • ・クレーン車(別名:キャブバッククレーン)

トラックにクレーン装置を搭載しているタイプが、〝トラッククレーン(汎用クレーン)〟。運転席とシャシー、クレーンブーム、操縦席、旋回部分によって構成されている車両のことです。
(※荷台が積荷用ではなく、クレーンや操縦席になっている)

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こちらは、一般的なトラックと同等の走行性能があり、走行に対する条件の制約は、他のホイールクレーンに比べて少なくなっています。

一方で、クレーンを荷台と運転席の間に組み付けるタイプは、〝クレーン車〟〝キャブバッククレーン〟と呼ばれていますね。
(※〝クレーン付き〟と呼ぶ人もいたり、有名なメーカー名から引用して〝タダノ〟と呼ぶ会社もあったり…。いろんな呼ばれ方で愛されている車両です★)。

車体の強度を向上させた専用シャシーの後部に、クレーンを架装したタイプなどもあります。
これもトラッククレーンの一種となりますが、国内では、ラフテレーンクレーンとオールテレーンクレーンとして呼ばれることが多くなっているんです。

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今回はホイールクレーンのお話!「ラフタークレーンやトラッククレーンとの違いは?」などの疑問を解消します。免許や資格事情、現場で役立つ用語解説もお見逃しなく!!
  • 全国展子

    さて、ココからは、「トラッククレーンて何に便利なの?」「クレーンの種類は?」「免許や資格はいるのー?」といった、みなさまの疑問を、〝ワタクシ展子〟が分かりやすく解消していきたいと思います★

吊トン数の種類

さて、吊トン数(吊り上げ荷重)とは、クレーンで吊上げることが可能な最大荷重のことを指しています!

カンタンに説明すると「持ち上げられる限界の値」ということです!!

クレーン

このトラッククレーンの吊トン数は、どういった種類があるのでしょうか?

一般的にトラックの車両本体に架装するクレーンは、吊トン数2.93tというタイプが多くなっています。
※その場合の注意点としてはフックなどの吊具の重量を兼ねた値であるため、実際に吊上げる際は吊上げる荷物と吊具を含めた上で、2.93t以内に収めなければいけません。

  • トラック姫

    2.93t以上のクレーンには、クレーン免許や検査が必要になるトラよー

吊トン数は、クレーンの傾斜角を最大にした状態で、ジブの長さも最短にした状態であるという事も覚えておくと良いでしょう!

段数の種類

クレーン段数については、どんな種類があるかご存じでしょうか?

トラッククレーン(ユニッククレーン)においての長尺ブーム化の歴史ですが、初めは1980年代初頭が始まりとなっています!

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その後、1987年(昭和62年)に建設・土木業界向きに、全自動伸縮式6段ブームが開発されました。

それからさらに20年が経過し、トラッククレーンの6段ブームは、史上最長のブームとして多くの作業現場で役立てられてきました。

ところが、近年ではさらに上をいく7段ブームが登場!!

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ユニッククレーンの竿部分、ブームの伸びを動画で撮影。2大メーカーである古河・タダノを差別化する、クレーンの色と操作性にも注目しました!

これまでの長尺ブームの技術向上を生かし、最新のトラッククレーンに採用しているのです!

それからというもの、荷揚げ作業の効率は大幅にUPしたため、建設工事や高層建築などの可能性はどんどん広がっています。

油圧式と機械式の違い

トラッククレーンの作動方式の種類には、油圧式機械式の2つがあります。

  • ■トラッククレーンの作動方式
  • 油圧式
  • 機械式

油圧式は、油圧ポンプを駆動させ、油圧モータや油圧シリンダを作動させて、クレーン装置の作動を行う仕組みとなっています!

一方、機械式は、原動機の動力を機械的(チェーンから歯車)に伝達し、クレーン装置の作動を行う仕組みとなっているんです!

最近では、完全なる機械式は減っており、各種に油圧の機構を利用した複合方式が多くなっています。

そのため、現在は油圧式と機械式を動力伝達方式によって区別せず、構造的な要素で判断し、箱型構造ジブを油圧式・ラチス構造ジブを機械式と呼んでいます。

トラッククレーンの中で吊り上げ荷重が5t未満の移動式クレーンは、油圧式がほぼ大半を占めています!!

レッスン2

クレーン車との違い

まず、トラッククレーンは車両の荷台部分にクレーンと操作室を搭載し、運転席と別になっている形状です!

また、トラック本体と荷揚げの設備が別となっているため、自走が可能となり、走行速度も通常のトラックとあまり変わりません。

一方、クレーン車は、クレーンの操作席と運転席が一緒になっている形状で、油圧式となっています!

トラッククレーン②

さらに、車両のタイヤは大きいですが、走行速度は通常のトラックより大幅に遅いです。
運転席と荷台部分の間に小型クレーンを架装し、操作レバーやリモコンによってクレーンを操作するトラックです。

上記の違いとしては、形状やクレーンの位置が大きく異なります。

レッスン3

高所作業車との違い

トラッククレーンと高所作業車の違う点は、作業時の足場となる作業床や昇降装置の有無となっています!

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この高所作業車(リフト車)とは、高所作業を目的とした機構を装備している特殊車両、または建設機械です。

高所作業車の構造は、作業員が作業を行う際の足場となる作業床を装備!

この作業床は、2m以上の高さに上昇することが可能となっています!

さらに、車体本体は、昇降装置と走行装置によって構成されてます。
したがって、トラッククレーンは高所作業車に搭載されている作業床・昇降装置が無いので、ここが大きな違いと言えるでしょう。

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レッスン4

トラッククレーンの用途

トラッククレーンは、工事現場や建設現場などで利用されています。

建設現場

この用途としては、主に以下の作業で使用されています!

  • ●トラッククレーンの用途
  • ①高所への資材搬入
  • ②柱の組み立て
  • ③荷物の吊上げ

また、交通事故の発生時に、自走できなくなった不動車の運搬などにも使用されることがあります。

トラッククレーンを使用する業種は、建設会社や解体業者が多く、個人での使用は少なくなっているのです!

さらに、吊上げ荷重は5tタイプから300t以上のタイプもあるので、用途に合った車両を選択することが可能◎

トラッククレーンの特徴
吊上げ荷重は5t~300t以上 用途に合った車両を選択可能

トラッククレーンは中型クラスで3t未満、大型クラスで5t未満が一般的です!

ちなみに、小型のトラッククレーンで、5t以上の荷物などを吊り上げると、「転倒してしまう恐れ」があるため、扱う際には車両の規格に注意する必要があります。

また、クレーンの操作には、資格が必要となるので事前に取得しなければいけません!

近年では、オールテレーンクレーンが主流になり始めているため、活躍する場所も減少傾向にあります。

なぜなら、オールテレーンクレーンは、トラッククレーンやラフタークレーンのデメリットを改良する目的で造られた車両であるためです。

今後は、建設現場などでオールテレーンクレーンがメインになっていくかもしれませんが、トラッククレーンの需要が無くなるわけではありません!

レッスン5

トラッククレーンの装備・装置

トラッククレーンは、車体本体の下部走行体にアウトリガーや旋回サークルを装備しています。

この上側には、クレーン装置を架装していて、下部走行体に走行用運転室、上部旋回体にはクレーンを操作するための運転室が別々に設置されているのです!

このようなトラッククレーンは整った設備により、操作性・走行性に優れているため、幅広い作業現場で使用されています!

トラック部分

トラックの分類として大型トラッククレーンは、ほぼ全てに専用のシャシーを採用!

また、小型トラッククレーンの場合は、トラックメーカーが製造している汎用シャシー本体に、クレーンメーカーが上部旋回体を架装しています。

上部旋回体の吊上げ能力は、ほぼ同等ですが、車体などの下部走行体やエンジンは製造しているメーカーによって多少異なるのです!

車両積載形のユニッククレーンは、一般的なトラックのシャシーをサブフレームで補強し、クレーン装置と貨物積載用の荷台を完備しているのが大きな特徴となっています!

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さらに、クレーンの操作は、車両の側方に付属されているレバーやスイッチで行う方式が多くなっていますが、ここ最近では、安全面の配慮から遠隔で操作が行えるリモコンなども取り入れられています。

アウトリガー

お次に、アウトリガーの説明の方に移っていきたいと思います。

アウトリガー

まず、アウトトリガーは作業時の転倒を防止するために、常時張出しておかなければいけません!

最小張出しや中間張出しで作業が可能な場合であっても、安全のために最大に張出して設置することを心掛けましょう!!

また、やむを得ない場合に最小張出し・中間張出しで作業を行う場合は、空車時定格総荷重表の最小張出しの状態で作業を行うと良いです。

さらに、張出し幅の小さい領域へ旋回する際は、吊荷の重さがアウトリガー最小張出しの空車時定格総荷重を下回っていることを確認し、作業を進めていきましょう!

ジブが長くなることで作業性は向上しますが、安定度は悪くなるため注意が必要となります。

このため、3段ジブ以上で作業を行う場合は、事前にアウトリガーを最大に張出すると安全性が上がるので覚えておくと良いですよ!

ちなみに、中間張出しで作業が行えるジブの段数は、車種によってそれぞれ異なります。

もしもジブ段数などを忘れてしまった場合は、作業を開始する前に使用可能である段数を取扱説明書などで確認しておくと確実です!

サークル

トラッククレーンの作業時には、作業の引き抜き力が移動式クレーンの定められている定格荷重を超えることによって、旋回サークルの取り付けボルトの負担が増し、車両本体が倒壊するなどの事故が発生しているんです…

このような事故を未然に防ぐためには、どうしたら良いのでしょうか…?

移動式クレーンをくいの素抜き作業に使用する場合でも、クレーンなどの安全規則が適用されることに注意し、過負荷の制限を超えないようにしましょう!

また、トラッククレーンをくいの素抜き作業に使用したことがある場合は、定期自主検査を行う必要があります。

この内容は旋回サークルの取付けボルト脱落、ゆるみなどの点検、引っ張った際に力が大きく掛かる部分のボルトをカラーチェックによって念入りに点検!

さらに、亀裂などを発見した場合は、全部のボルトを交換するようにしましょう!!

上部旋回体

トラッククレーンの上部旋回体は、溶接構造の架台にクレーン装置を搭載しているのです 。

この上部旋回体は、下部走行体の旋回サークルに架装されていて、全体が左右に旋回可能な構造となっています。

旋回サークル(旋回支持体)は、上部旋回体と下部走行体の間に架装!

これは、下部走行体の上側に設置されている上部旋回体を、スムーズに旋回させるためのものです。

旋回サークルには、ボールベアリング式やローラ式があり、現在ではボールベアリング式が主流となっています。

さらに、旋回装置は、旋回フレームに構成されている上部旋回体を駆動させる装置です。

上部旋回体を旋回させるために、旋回モータの動力を旋回減速機に伝え、旋回サークルの旋回歯車に噛み合っているピニオンを回転させるのです!!

巻き上げ装置

巻き上げ装置とは、巻き上げ用のドラム部分にワイヤロープを巻き戻したり、巻き取ったりするための機器!

また、巻き上げる動作のことを〝巻き上げ・巻き下げ〟と呼んでいます。

この巻き下げや巻き下げは、巻き上げ装置の動力を利用する動力降下と、動力を用いない自由降下(フリーフォール)の2つの方法が挙げられます。

自由降下はドラムのクラッチを切って、ドラムの回転をフリー状態にし、足踏みブレーキの加減で速度を調整しながらフックを降下させる方式のこと!

ちなみに、この状態は自動ブレーキが作動できないため、十分注意しなければいけません。

ブーム起伏装置

ブーム(ジブ)の取付けピン(フートピン)の支点を中心とし、ブームが上下に動く状態のことを起伏と言います!

このブームを起状させるための機器は、「ブーム起状装置」と呼ばれています。

また、作業時にブームの傾斜角を大きくすることを、ジブの上げや起こしと言います!

逆に、傾斜角を小さくすることを、ジブの下げや倒しと呼んでいるのです!

傾斜角を大きくした場合は、作業半径は短くなり、傾斜角を小さくした場合は、作業半径が長くなるのです。

ジブの傾斜角を変更する方法は、起伏ワイヤロープの作動によるものと、起伏シリンダの作動による2つがあります。

クレーン操作装置

トラッククレーンには、クレーン操作装置が搭載されています!

クレーン操作

このクレーン操作装置は、荷台部分に設けられた操作室に組み込まれていて、車両を移動するための運転席とは別になっています。

また、操作室にはクレーン操作に必要となる乗車員の席、操作レバー、ハンドルなどが設備されているのです!

レッスン6

クレーン免許やクレーン検査が必要な場合

実は!移動式クレーン(トラッククレーン)を運転するためには、以下の2つの義務があります!

  • ■移動式クレーンの義務
  • ・免許の取得
  • ・クレーン検査の義務

「トラッククレーンの運転士さん」を目指している場合は、移動式クレーンの資格を取得しなければいけません。

また、免許の種類は〝移動クレーン運転士免許〟を始めとした、吊下げ重量によって数種類の資格に分けられているのです!

もしも、車両の運転(走行)と搭載したクレーンを操作する場合は、自動車運転免許に加えて移動式クレーンの資格も必要となります。

さらに、クレーン検査の義務もあるため、定期的に点検を行う必要があるんです!!

クレーンの点検項目としては、月例点検、年次点検、クレーン継続検査、始業前点検の4つが挙げられます。

クレーン免許

移動式クレーンを操作するために取得するクレーン免許ですが、小型移動式クレーン運転技能講習の資格を取得することにより、小型移動式クレーンに該当するトラックの操作が可能となります!

牽引免許

小型移動式クレーンは、吊上げ荷重が1t~5t未満の移動式クレーンのことです。

これには、以下の車両が含まれ作業で操縦することができます。

  • 1.トラッククレーン
  • 2.クローラークレーン
  • 3.ホイールクレーン

資格に関してですが、技能講習で取得できる玉掛け技能講習を所持していると、小型移動式クレーン運転技能講習の受講時に実技や学科の講習が免除され、取得までの期間が短縮されます。

このため、玉掛け技能講習を先に取得しておけば、早い期間で取得できるため試す価値大アリなのですよ◎!

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今回はクレーン運転士について!「必要な免許(資格)は?」「お給料ってどれくらい?」など、クレーン・デリック運転士などに関する疑問を解決!求人状況などの情報もありますよ!

クレーン検査

次に、クレーン検査とは、労働安全衛生法に基づくクレーン安全規則によって定められ、義務付けられている検査の一種!

トラッククレーンを扱う事業者は、クレーンを登録した後に、定期的に点検や整備の義務が課せられるのです!!

点検の時期は1ヶ月に1回行う月例点検、1年に1回行う年次点検、2年に1回行われるクレーン継続検査、クレーンを使用する時に毎回行う始業前点検(日常的)などがあります。

  • 【1】月例点検 1ヶ月に1回
  • 【2】年次点検 1年に1回
  • 【3】クレーン継続検査 2年に1回
  • 【4】始業前点検 使用する時(毎回)

また、年次点検は整備に関しての専門知識を必要とし、点検箇所が多くあるため、クレーンメーカーの指定サービス工場に依頼することも可能!

このようなクレーン検査を日頃から実施することで、車両の不具合や故障を防ぎ、事故などのトラブルを未然に防止することができるんです。

レッスン7

トラッククレーンが役立つ業種

トラッククレーンが役立つ業種は、主に何があるのでしょうか?知らない方もいるかもしれませんね…?

建築・土木業では、作業に役立つトラッククレーンが欠かせない存在となっています。

油圧式の場合は、ブームの伸縮が油圧によって短時間で容易に行えるため、作業時間の短縮が見込めちゃいます!

さらに、的確な揚重作業が行えるため、鉄骨建方や市街地などの揚重に利用されることが多くなっているのです!!

トラッククレーンが利用される場面
建築・土木資材の荷揚げや荷降ろし
解体工事の資機材の荷揚げや荷降ろし
敷鉄板の貸出や据付
大型重機の回送
重量物などの輸送

また、陸上自衛隊でも利用されることがあり、災害派遣や築城作業などの作業に貢献しています。

トラッククレーンは幅広い作業現場で活躍していますが、この理由には使いやすさと多様な用途で役立つことが関係しているのです!!

レッスン8

2大トラッククレーンメーカー『タダノ』『KATO』の違い

まず、トラッククレーンメーカーと言ったら「タダノ!」「KATO!」の2つが挙げられます。

  • ■2大クレーンメーカー
  • ・タダノ
  • ・KATO

この2大クレーンメーカーは、高い知名度と共に多くの信頼を得ているんです!

ところで、タダノ・KATOの「違い」に疑問が浮かんでいる方もいるのではないでしょうか?

簡潔に言いますと、これと言った大きな違いはありません…

とは言っても!機能性や操作性にそれぞれの特色があります!!

タダノの場合は、付属されているスイッチをその度に切り替えなければいけないため、面倒な方もいるかもしれません。

一方、KATOの四輪操舵は後輪が独立しているため、狭い道などの微調整が効き、使用しやすくなっています!

さらに、タダノは操作性に優れていることもあり、 右手一本でウインチのレバーが握れちゃうのです。

このため、3点操作では両手と右足で操作が可能であり、微調整が行えます。

また、KATOの場合は、両手と両足全てで操作を行わなければいけないため、手間が掛かる傾向にあります。

この項目では、2大メーカーの違いを説明してきましたが、近年だとオプションでタダノ式かKATO式を選ぶことができるので、自分に合った方を選択することが可能なのです!

以上の内容を踏まえてトラッククレーンの基礎知識を覚えておけば、購入する際や免許の取得時に役立つので覚えておくと良いでしょう!!

レッスン9

トラッククレーンまとめ

  • 全国展子

    今回は、トラッククレーンについての内容でしたが、いかがだったでしょうか?

  • トラック姫

    トラッククレーンをマスターしたトラー!

  • トラック王

    よかった、よかった!姫も、真面目に勉強する気になったんじゃな?

  • トラック姫

    早速、ワタシもクレーンが欲しくなったトラー!!

  • 全国展子

    トラック姫には、すでにクレーンが付いていますが…(苦笑)

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