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自家用と事業用のトラックの違い|保険料や税、ナンバー、手続きは?

公開 : 2024/01/22更新 : 2024/06/06

20240122_difference 全国展子 みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!
今回は自家用と事業用のトラックの違いのご紹介です!ブックマーク登録もよろしくお願いします!

「自家用トラックと事業用トラックはどこが違うのだろう?」「それぞれの手続き方法は?」

トラックをお仕事で利用されている方で、このような疑問を持ったことはないでしょうか?

今回は自家用と事業用トラックの違いや、保険料・ナンバープレート・手続きの違いなどにも触れていきます。

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自家用と事業用のトラックの違い(1)使用目的

自家用と事業用のトラックは、用途が異なります。自家用トラックは、トラックを所有している個人か事業者が、自分の荷物を運ぶために使用しています。事業用トラックは、顧客からの依頼により、荷物を有償で運んでいます。

自家用トラック→自分の荷物を運ぶトラック

事業用トラック→顧客の荷物を有償で運ぶトラック

 

自家用と事業用のトラックの違い(2)ナンバープレート

自家用・事業用ともに同じような車種・形状のトラックを活用しますが、ナンバープレートに違いがあります。自家用トラックは一般的な乗用車と同じ、白地に緑文字のナンバープレートを付けています。事業用トラックは緑地に白文字のナンバープレートを付けています。

また、事業用トラックのナンバーは、地名の横にある分類番号が1または4から始まっています。例として「東京 100」「愛知 400」などが挙げられます。

自家用トラック→白地に緑文字のナンバープレー

事業用トラック→緑地に白文字のナンバープレート

 

自家用と事業用のトラックの違い(3)保険料

自家用と事業用トラックは、保険の金額も異なります。事業用車両は、走行距離が長く使用頻度も高いので、任意保険料が自家用より高くなります。

自家用と事業用のトラックの違い(4)税金

また、自家用と事業用トラックは税金の金額も異なり、使用頻度の高さから事業用の方が安価になっています。ここでは、グリーン化税10%重課・最大積載量2t超3t以下の自動車税(年税額)を見てみましょう。

自家用トラック→17,600円

事業用トラック→13,200円

 

自家用と事業用のトラックの違い(5)登録手続き

自家用トラックと事業用トラックは、登録手続きも異なっています。

自家用の登録は、所有者・使用者の住居や所有事業所の所在地・駐車場との距離の面など各要項を満たしていれば、所在地を管轄する陸運支局で申請できます。

事業用の登録は、一般貨物自動車運送事業・特定貨物自動車運送事業などの、運送事業者許可を法人として受ける必要があります。

自家用トラック→各要件を満たし陸運支局で申請

事業用トラック→運送事業者許可を法人として受ける

 

自家用トラックを事業用に変更する方法

では、自家用トラックを事業用に変更したい場合は、何が必要でしょうか?

ハードルが低い方法は、個人事業主として量販店の配送業務などを請け負うことです。これはトラックを運送事業者に持ち込み、業務委託・請負・専属契約などの形態で業務契約を結ぶ方法です。

ハードルが高い方法は、法人設立です。前の項目で説明した、一般貨物自動車運送事業・特定貨物自動車運送事業などの許可を得ることになりますが、事務所や運転手・運行管理者・従業員の確保などの諸条件が必要です。

事業用のハードルが低い方法→個人事業主として配送業務を請け負う

事業用のハードルが高い方法→諸条件を満たし法人設立

 

自家用と事業用のトラックの違いまとめ

自家用と事業用のトラックの見た目・金銭面・手続きの違いについて、ご理解いただけたでしょうか?

  • 全国展子

    個人事業を始める際などにトラックを買い換える場合は、トラックの買取サービスである「トラック王国」のご利用がおすすめです。状態の悪いトラックも買取してもらえますので、お気軽に申し込んでみてはいかがでしょうか。

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