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ファンベルトの交換費用・交換時間・寿命は?交換時期は鳴きや異音が合図

全国展子

みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!

車両への電気供給や、ラジエーター冷却などを行うファンベルト。このファンベルトが故障した場合、〝キュルキュル〟と異音が鳴るようになり調整やファンベルトの交換、修理が必要になります! そこで今回は、ファンベルトの交換費用(工賃・値段)や方法、交換時期などについて、ご紹介していきますよ〜!!

ファンベルト
[最終更新日]2018年01月16日
※初版は2016年11月08日に公開されました。

レッスン1

ファンベルトの交換費用(工賃)

ファンベルトは、トラックに電気の供給が行えたり、ラジエーターの冷却などが行えるパーツの一種。
このファンベルトが設置されている場所は、ラジエーターを冷却するファンのベルト部分なのです。

ファンベルト図説

実は!!このファンベルト、近年の車両では電動式のファンが採用されているため、ルトを使用することは少なくなっています。
しかし、昔ながらの名称がそのまま定着して、電動式ファンのことも含め『ファンベルト』と呼ばれています!

ファンベルト4つの特徴
用途1:電気の供給
用途2:ラジエーターの冷却
豆知識1:近年はベルト式より電動式ファンが増えている
豆知識2:昔ながらの名称の定着から、電動式ファンも『ファンベルト』と呼ばれる

ファンベルトは、オルタネーターやエアコンのコンプレッサーにも使われたりしているので、必要不可欠なパーツと言えるでしょう★

「そんな重要なパーツが使えなくなったら?」想像するだけで、ちょっとゾッとしますね。

もしもファンベルトが切れてしまったら、電気が供給できなくなり、エンジンが停止してしまいます。

走行中にファンベルトが切れれば、もちろん事故が発生しかねません…。
事故を防ぐためには、定期的な点検&早めに交換する態勢が大事です!!

しかし、ファンベルトの点検時期や交換のタイミングは…、意外にも「知らないわ~」という方が多いのですよね!!

となると、もちろん交換費用も詳しくはご存じないでしょう。 (意外と誰も教えてくれませんし…)

さて、そこで皆様の全国展子が登場しますよ!

全国展子

今回は、ファンベルトの交換費用や交換時期の目安についてバッチリまとめてみました!

交換費用

費用

まずファンベルトからキュルキュル…と異音が発生してしまったら、ベルトが適切に調整されていないことが考えられます。

このような場合は、ただちに整備工場やディーラー、カーショップなどでファンベルトを見てもらってください。 まずは経年劣化をチェックしてもらい、劣化が原因でないようならベルトの張り調整を行ないましょう。

さて、経年劣化などが見られ、ファンベルトを交換するケースになると、車両によって以下の金額が必要になります。

この交換費用は、車両の規格や車種、メーカーによっても変動するので、目安程度に考えて下さいね

車種 ベルト代 作業工賃
軽自動車 3,000円程度 5,000円程度
普通自動車 4,000円程度 5,000円程度
大型自動車 6,000円程度 6,000円程度

上の表から、ベルト代と工賃込みで約1万円程度になることがわかりますね!

調整工賃

実はファンベルトを交換しても、調子が悪いことが続く場合も…。

このような場合は、「ギュルギュルギュル」という異音が聞こえるなどの症状が現れますが、ファンベルトを調整することによって解消できます!

調整を行う際も、整備工場やカーショップに依頼が可能で、調整時の工賃 は、以下のようになっています。

車種 調整工賃
軽自動車 2,500円程度
普通自動車 3,000円程度
大型自動車 3,500円程度

上の金額から、ベルトの調整は交換ほど料金が掛からないことが分かりますね。

また、交換時のようなベルト代は掛からないため、安価な調整料金だけで済んでいます。

調整工賃も交換費用と同じく、車種やメーカーなどによって金額差があるので、目安程度に考えてください★

レッスン2

鳴きや異音が合図?ファンベルト交換時期

工具

ファンベルトは消耗品であるため、定期的な不具合の確認や交換が必要になります。

この不具合の確認時は、以下のような症状がベルトに発生していないか確認します!

  • ■ファンベルト損傷・劣化サインとなる3つの症状
  • 1:割れ
  • 2:切れ
  • 3:ヒビ

「でも、多少の割れとかあっても、スマホみたいに使えるんじゃない?」と思うかも知れませんね。

実は!!ファンベルトはゴムの内部にファイバーで出来た芯線を入れてあって、使っていると傷やヒビが発生して、そのまま放置すると切れてしまうこともあるんです!

ゴムは切れそうになると、緩みや滑りといった症状が発生するので、こういった症状が確認できたら整備工場などで見てもらいましょう!

また、滑りの症状はベルトに負担がかかると〝ギュー〟〝キュルキュル〟という音が聞こえ、エンジンを掛けた際や加速時、空吹かし時に音が発生します。

滑りが発生した場合はベルトの調整で解消できますが、寿命も近くなっているので注意しましょう。

交換サイン1:鳴きやキュルキュルとした〝異音〟

上でも少し触れましたが、ファンベルトは鳴きと呼ばれる異音が発生することがあり、この音が聞こえると不具合や異常が生じていることが考えられます。

この鳴きの音は「キュルキュル」という風に聞こえるので、症状も判断しやすくなっています。

  • ●鳴きの症状サイン
  • キュルキュルという音が聞こえる

もしも鳴きが確認できたら、ベルトの経年劣化によって腐食や亀裂が入っていることも考えられるので、早めに整備工場やカーショップなどで対処しましょう!

また、ファンベルトが鳴く原因は主に経年劣化であり、これはベルトが伸び、プーリーの締め付けに余裕ができることにより、異音が発生してしまうのです。

さらに、ベルト内部のワイヤーがプーリーによって削れても異音が発生し、ワイヤーが露出してしまうこともあるので、キュルキュル…!という鳴き声が聞こえたら、即対応してください★

交換サイン2:交換の目安〝走行距離〟

ファンベルトは異音などが確認できていなくても、一定の走行距離を走ったら交換する必要があるのです。

この一定の走行距離は車種によって変わりますが、およそ5万キロから10万キロと言われています。

  • ●ファンベルト交換の目安
  • 走行距離 5万キロ~10万キロ程度

走行距離

普段から定期的に整備や点検を行っていれば、ファンベルトの交換をそこまで意識することもないはずです。

また、次回の車検で目安の走行距離を超えてしまう場合は、不具合がないか定期的に確認し続けて、鳴きなどが聞こえたら点検できるようにしましょう。

交換サイン3:交換の目安〝使用年数〟

ファンベルトを交換する際は、主に定期点検時に整備業者が指摘を行ないます。

この指摘を受けたら交換したほうが良いのですが、車両の使用が5年から10年以上であれば、ファンベルトをはじめとしたゴム製品を交換したほうが良いでしょう!

  • ●ゴム製品の交換タイミング(目安)
  • 5年から10年以上経過したら行う

さらに、検を受けた際にベルトを交換すれば安く済ませられるので、5万キロを超えてからの車検時に交換し、10万キロを超えたらタイミングベルトも合わせて交換しましょう。

上記の走行距離や使用年数は、エアコンをどれだけ使用したかなどの負荷によっても変わりますので、注意してくださいね。

もしも交換時期を逃した場合

「交換するのを忘れていた!」「交換時期が過ぎていた…」などの理由で、ファンベルトの交換時期を逃してしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?

トラック王

うっかり忘れることはあるからのう…

交換時期を逃してしまった場合は、ファンベルトが「いつ切れてもおかしくない」状態であり、万が一切れてしまったらいくつかのトラブルが考えられます…

ファンベルトは自動車にとって重要なパーツであることがご理解頂けたかと思いますが、交換のタイミングを逃さないように判断項目はしっかりチェックしておくと良いでしょう!!

トラック姫

忘れないようにメモしておくトラー!!

ファンベルトが切れた場合

では、もしもファンベルトが切れてしまった場合は、どのようなことが起こると思いますか?

トラック姫

何が起こるトラー!?

全国展子

このベルトが切れてしまうと、エンジンへの電気の供給が止まってしまうのです。

これによって自動車が動かなくなるため、事故が起こる可能性も…

車両が停車している状態で切れるのであれば、まだ事故は避けやすいですが、走行中に切れてしまうと、車の電気系統にさまざまなトラブルが発生して事故ってしまうことが考えられるのです…

そのため、ファンベルトが破損・劣化する前に、交換を行うことがとても重要になります。

また、ファンベルトの交換は部品代金や工賃などの費用が掛かるため、中には「交換をためらう人」もいますが、切れる前に交換を行わないと事故などの危険性があるので注意しなければいけません!

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続いては、ファンベルトの交換場所について、詳しく触れていきます!!

トラック王

ここからの内容は、特に要チェックじゃな。

レッスン3

どこがお得?ファンベルトを交換する場所

ここまでで、ファンベルトを交換する時期について分かったと思いますが、「どこで交換すればいいんや!」と思った方もいらっしゃるかも知れませんね。

ファンベルトの交換は自分で行うか、業者に依頼する場合に分かれ、自分で交換する際は作業に使う工具がないといけません。

さらに、エンジンの内部をいじるので、修理方法を間違えるとエンジンが動かなくなるリスクも…。

このため、整備業者ほどの設備や知識がない場合は、業者に修理を頼んだ方が確実でしょう!

  • ●ファンベルトの交換場所
  • 専門業者への依頼がベスト!

実は業者に頼むことによって、修理費用も安く抑えられたり、疑問点も答えてくれるので、不明な点があれば確認してみましょう★

以下では、ファンベルトの交換が可能な業者について確認していきたいと思います!

【1】ディーラー

ファンベルトの交換は、ディーラーに依頼することによっても可能です。

ディーラー

交換時は予約を行ったほうが確実ですが、ベルトに在庫があって、作業の予定も空いていれば、飛び込みでできる場合も…!

ディーラーの下にはファンベルトの在庫があるはずですが、消耗品として使い切っている可能性もあり、ピットの数やメカニックの予定もあるため、やはり電話で予約を行ったほうが良いでしょう。

このファンベルトの交換にかかる時間は、5分から30分程度となっていますが、車体やボルトの締め付けなどによって、1時間程度かかることもあります。

  • ●交換時間の目安
  • 5分~30分

ファンベルトの交換に出す車両を取り扱うディーラーであれば、ベルトの在庫も豊富なはずなので、作業も早急に終わるのではないでしょうか?

【2】整備工場

ファンベルトの交換は、整備工場でも可能になっています。

整備工場

整備工場で交換を行う場合は、車種やエンジンの位置によって金額が工場ごとに異なりますので、事前に問い合わて見積もりを出して貰いましょう!

ちなみに、ファンベルト自体を自分で用意しておけば、作業時間は短縮できます。

また、ディーラーや整備工場などは、所属の整備士によって作業時間や信頼性が異なります。

全国展子

ファンベルトの交換を依頼する場合は、担当の整備士さんから詳細な説明を聞いて確認しましょう★ 整備士さんによっても作業時間は変わりますよ!

もしも不安があれば、経験のある整備士に代わってもらうか、他の業者を探してみても良いでしょう。

ちなみに、異音が発生してからも修理が面倒と車両に乗り続けていると、運転中にベルトが切れてしまい、事故をおこす可能性もあるから注意してくださいね!!!

トラック王

とにかく異音が聞こえたら、早めに整備工場に相談じゃ!!

トラック姫

キュルキュル…!

【3】オートバックスやイエローハット

さらに、オートバックスやイエローハットなどのカーショップでも交換は可能です。

パーツや

このカーショップは、ファンベルトの在庫も少ないので、提携工場から取り寄せことが多くなっています。

ディーラーや整備工場に頼んだ場合は純正品の使用が多くなっていますが、カーショップではOEM部品という、純正品に近い安価なパーツが使われます。

このことから、ファンベルトを安く交換したい場合はカーショップに、安全性の高さを優先する方はディーラーや整備工場を選べば良いでしょう!

  • ・費用を抑えたい場合→カーショップ
  • ・安全性を重視する場合→ ディーラーや整備業者

【4】自力でファンベルトを交換!

ここまでは、業者に交換を頼む場合について触れましたが、今回は自分で交換する手順についてです!

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交換の手順とは、以下のようになっています。

ファンベルトの交換手順
①作業スペースの確保 ⑤プーリーの傷や変形をチェック
②同じ品番の新しいファンベルトを買う ⑥新しいファンベルトを装着
③オルタメーターを緩め、張りを無くす ⑦1分エンジンをかけプーリーを馴染ませる
④古いファンベルトを外す ⑧ファンベルトが張っているか確認

ファンベルトを自力で交換する場合は、様々な工具も必要になるので、事前に確認しておきましょう。

また、車種などによってエンジンルームの構造が異なるため、作業内容や時間などが変わります。

近年のエンジンはパーツが多いため中が見えづらくなっていて、腕や工具が入りにくくなっているので、ショートメガネレンチラチェットレンチといった工具が必要になることも。

  • ●ファンベルト交換時にあったほうが良い道具
  • ・ショートメガネレンチ
  • ・ラチェットレンチ

さらに、車両をジャッキアップして下側から入らないと、取り付けや調整が行えない場合もあります。

このように!ファンベルトの交換を自力で行うには、日頃から車の修理などを行っている人以外は難しいので、業者に頼んでしまったほうが良いでしょう!

レッスン4

ファンベルトを交換しないとエンジンが突然停止する!

この項目では、「ファンベルトを交換しなかった場合にエンジンはどうなるの?」という疑問について、お答えしますね。

engine

  • ●ファンベルトの関連パーツ
  • ・オルタネーター
  • ・エアコンコンプレッサー
  • ・ウォーターポンプ

最初でも触れたとおり、ファンベルトはあくまで名称であり、オルタネーターやエアコンプレッサー、ウォーターポンプといったパーツが使われています。

もしもファンベルトが切れた場合は、オルタネーターが動かなくなり発電が出来ず、バッテリーと合わせてエンジンも停まってしまうことも…。

このため、数時間程度ならライトなど点けずに走行出来ますが、長時間の走行は避けた方が良いでしょう!

ファンベルト図説

また、エアコンプレッサーが動かないと、冷暖房や除湿機能が使用できなくなり、ウォーターポンプが動かないと冷却水が循環せず、エンジンが冷えなくなったり、内部の高温化によって焼き付きがおこることも…。

  • ●関連パーツ不能時の症状
  • ・オルタネーター不能→発電不可
  • ・エアコンプレッサー不能→冷暖房、除湿不可
  • ・ウォーターポンプ不能→エンジン冷却不可

もしもファンベルトが破損した場合は、オーバーヒートやエンジンの焼き付けが起こることもあるので、異常に気がついたら早急に対処しましょう!

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レッスン5

ファンベルト交換に関するまとめ

トラック王

今回は、ファンベルトの交換についての内容だったわけじゃが!
ファンベルトは、とても大切なパーツなんじゃな!

全国展子

そうなんですよ。
このファンベルトは、トラック(自動車)を動かす上で欠かせない部品であって、故障した場合は早急な修理・交換が必要なんですよ!

トラック王

展子クンの説明は、相変わらず分かりやすいのう!

トラック姫

ねぇねぇ!!
ファンベルトって強い人が巻いているベルトトラァ~?

トラック王

それは、ボクサーが巻くチャンピオンベルトじゃー!!

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