『ハイエース乗り心地』改善まとめガイド☆シャックルやスプリングの交換で劇的変化を!
公開 : 2016/10/31更新 : 2018/09/18
みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!
ハイエースの乗り心地(100系・200系)を改善できる、部品やタイヤ交換術は? 今回はワゴンGLやスーパーGLでの違いも考察して、シャックルやリーフスプリング、ショックアブソーバー、タイヤ交換による改善術をまとめましたよ!
目次
ハイエースの乗り心地が悪い理由は?[100系と200系]
ハイエースとは、日本を代表する自動車メーカーのトヨタが、1967年に製造開始したキャブオーバー型の自動車。
今では普及している車両なので、皆さんも街中で走っているところを見掛けたことがありますよね?
何と言っても、広々とした車内空間が「最大の魅力」であり、この特徴に惚れて購入する人も多くいるんです。
そんなハイエースの種類は、以下の3種類に分類することができます。
ハイエースの種類 |
---|
バン |
ワゴン |
コミューター |
乗車定員としては、主に2人~10人乗りのバンやワゴンが大半を占めていますが、最大で14人まで乗車可能なコミューターも用途によって利用されています。
ハイエースの運転に必要な免許は乗車定員によって異なり、定員が10人以下の車両は普通免許、11人以上の車両は中型免許を取得しておかなければいけません!
車両は、荷物を多く積めるように広い荷室スペースが確保された設計。
後部座席のシートを畳んで、車内空間を自由にアレンジすることも可能です!!
ハイエースは貨物運搬を行う商用車として利用されることや、バイクやサーフボードを積載し、趣味などを充実させるために使用されることもありますね。
-
さらに最近は、キャンプや家族旅行などの寝床を目的にした、〝移動型宿泊施設〟として利用する方も多くなっているんですよ◎
しかし、ハイエースは一般自動車と比べて「乗り心地が悪いなー」と思われることがあります…(悲)。
仕組みや構造などが原因で言われることが多かったわけですが…。
ハイエースの現行型(5代目)は、2004年の初登場から、数回にわたってマイナーチェンジ済み。
さらに2013年11月には大幅な改良が施され、乗り心地や機能性が〝グッー〟と向上したのも業界では話題になりました!!
これにより、ますます人気の高まったハイエースは、今や中古車市場にもコンスタントに登場してきております!
今回は、今まで「ハイエースは乗り心地が悪い…」と言われてきた理由をひもときつつ、ハイエースをご紹介していきましょう★
■100系と200系の乗り心地って?
中古市場などで扱われているハイエースの車両は、100系や200系が中心に、販売されています!
この2種を、乗り心地の面などで比較してみましょう★
■100系の特徴
1989年から15年間、販売されていた100系。
後継車の200系と比較すると、走行性能に安定性があったり、運転席などの高さがより高め。
このため、背が高い人はこちらを選んだ方が良いかもしれません!
現行車にない丸みを帯びた外観も、人気の理由となっていますよ。
- ■100系の特徴
- ・安定した走行性能
- ・高い車高
- ・丸みを帯びた外観
乗り心地や外観などの理由から、現在も「100系が好き」ということで、乗り続けている方もいます!
■200系の特徴
2004年から販売されている200系は、100系がフルモデルチェンジして誕生した現行車。
100系と比較すると、よりアクセルが軽くなっていて、楽に運転ができます。
また、200系は角ばった外観に変更され、その分車体が一回りワイド化。
このため、車内がより広く感じられます!
シートの高級化も進められ、ボリューム感のあるインテリアに進化し、電動調整システムも加わりました!
- ■200系の特徴
- ・軽いアクセル
- ・ワイドな車体
- ・高級感のあるシート類
-
さらに、ワゴンGLとスーパーGLの違いについても、触れていきます!
■ワゴンGLとスーパーGLの違い
今度は、ハイエースのグレードである、GLについて解説します!
GLとは、ワゴンやバンタイプの上級グレードとして位置づけられ、他のグレードに比べて内装などが豪華に!
そんなGLの中でも、ワゴンGLとスーパーGLを比較してみましょう。
■ワゴンGLの特徴
ワゴンGLは、日常的な使用に向いている乗用登録車タイプ。
室内のシートアレンジとしては、リア部分を多く使えるので、荷物も大量に詰め込み可能。
このため、車中泊用に活用されることも多くなっています!
さらに、段差での突き上げがほとんどないので、街乗りの際は快適に運転可能!
- ■ワゴンGLの特徴
- ・リア部分が広い
- ・段差での突き上げがほとんどない
- ・街乗り時に安定している
【関連記事】ハイエースで冬の車中泊、防寒対策・便利グッズ・エンジン問題
■スーパーGLの特徴
スーパーGLはバンの最高級グレードで、貨物登録が必要なタイプ。
他のタイプよりも座席が少なく、荷室が広く取られています。
積載物を多く積んでいると、搭載しているバネの影響で、段差での突き上げも少なくなります!
ワゴンGLよりもトルクが強く、高速走行時も安定しているため、荷物の運搬に適していますよ!
- ■スーパーGLの特徴
- ・荷室が広い
- ・荷物が多いと突き上げも少ない
- ・高速走行時に安定している
ハイエースと一般車では足回りの仕組みが違う!
ハイエースと一般車では、車両の足回りが大きく異なるのをご存じですか?
この違いは、それぞれの使用用途が関係しているのです。
ハイエースは一般車と同様の乗用目的以外に、商用車として貨物の運搬などを行う場合が多くなっているのです!
ハイエースの用途 |
---|
貨物の運搬 |
乗用目的 |
このため、荷物や人の重さに耐え切れるように、スプリング部分は強固なサスペンションが採用されています。
サスペンションのスプリングはフロントにリアに取り付けられ、トーションバースプリングやリーフスプリングなどの前後で種類の異なったものを装着します。
なんと!積載物が〝1000kg超〟であっても、耐え切れるような耐久性を確保しています!
このようなスプリングを装備しているため、ハイエースは荷物を積載していない状態や乗車定員が少ない場合であると、スプリングのリアサスを固く感じやすく「乗り心地が悪い!」と思う方もいるようなのです。
重い荷物を積載するために最適化された設定
ハイエースは、重い荷物や量を多く積載するために設計された形状となっています。
このため、積載量に耐えられるように、補強部品であるヘルパーリーフという部品を採用しています!
ヘルパーリーフは、一般車には装備されていない部品となっていて、サスペンションの機能を補助する効果があるのです!!
ただし、サスペンションの機能を補助する反面、乗車時にリアサスを固く感じやすくなり、乗り心地の悪さに繋がる原因でもあります。
しかし、乗り心地のカスタム術や交換などを行えば、改善されることなので覚えておくと良いでしょう。
下記の方法を実践することにより、ハイエースの乗り心地は格段にUPしますよ◎。
ハイエースの乗り心地を改善できる3つの方法
次に、ハイエースの乗り心地を改善するカスタム術や交換方法について、詳しくご紹介していきます。
乗り心地を改善させるためには、いくつか方法がありますが、主に以下の3つが行えます!
乗り心地の改善方法 |
---|
シャックル交換 |
スプリングやショックアブソーバーの交換 |
タイヤ交換 |
上記のパーツ交換を行うことにより、乗り心地や走行性能などを大幅に改善させることが期待できるのです。
交換の際は手順や流れを事前に確かめてから、試してみてくださいね◎。
乗り心地改善法1:シャックルを交換して振動を抑える
まず、ハイエースの振動を抑える一つの方法として、ハイエース専用のアフターパーツと純正品のシャックルを交換することがあります。
この交換には、手順などがあるので紹介していきたいと思います!
部品の役割や意味は、以下でまとめてみました!!
シャックル(コンフォートシャックル)とは
シャックル(コンフォートシャックル)とは、スプリング伸縮を吸収する部品!
上下運動を抑えることによって乗車時の突き上げを減らし、乗り心地を良くする働きがあります!!
また、車体に装着することで車高を上げることができ、数段階に高さの調整が行えるのです!
部品の位置としては、リーフスプリングの板バネの後部にあるシャシーと、リーフスプリングの間に取り付けられています。
シャックルの交換方法!
シャックルの交換は、ハイエース専用のアフターパーツと純正品を交換!
交換の手順は、以下の順番で行っていきます。
シャックルの交換手順 |
---|
1.車体をジャッキアップ |
2.トルクレンチで取り外し |
3.新たなシャックルを取り付け |
4.トルクレンチで締める |
自分(セルフ)で行うと結構大変な作業なんですけど…。
なぜなら、トルクレンチやジャッキアップするための工具を事前に用意することや、車についての専門知識が必要となります。
※さらに、作業を安全に行えるよう広々とした場所を確保しなければいけないため、時間や手間などを考えるとカーショップや整備業者に依頼する方法がオススメです!
乗り心地改善法2:スプリングとショックアブソーバーの交換でスムーズにさせる
次に、乗り心地を改善させるカスタム術。
それはスプリングとショックアブソーバーの交換が挙げられます。
スプリングは、サスペンションを構成している部品となり、2つの種類に分けられます!
また、ショックアブソーバーもサスペンションを構成している部品の1つであり、交換を行うことで乗り心地が格段にUP◎。
リーフスプリング・トーションバースプリングとは
では、サスペンションの構成部品である2つのスプリングをご紹介していきます。
リーフスプリングは、長さの違うバネを重ねたスプリングのことで、路面からの振動を吸収する役割があります!
一方、トーションバースプリングは、狭いスペースに配置できるスプリングで吸収力が高く、サスペンションを構成する上で欠かせないマストな部品なのです。
この二つのスプリングを交換することによって、走行中の衝撃を低減し、乗り心地が一気に良くなっちゃうんです★
ショックアブソーバーとは
ショックアブソーバーは別名ショックやダンパーとも呼ばれる、車の振動を吸収するサスペンションの構成部品です。
このショックアブソーバーは伸び縮みを行うことにより、サスペンションからの振動を吸収して、車体の揺れを防いでくれます!
また、ショックアブソーバーはタイヤ一輪につき一本か複数本が取り付けられています。
ショックアブソーバーの仕組みとしては、バルブを備えたシリンダー部分とピストンで構成され、内部には潤滑性を高めるオイルが補充されているのです!!
さらに、アフターパーツが充実しているため、純正品と交換することで乗車時の突き上げを低減することができます!
どちらも交換した方が乗り心地は良くなる
結果的には、スプリングやショックアブソーバーの2つを交換することにより、乗り心地が向上します。
片方のみの交換も可能ですが、同時に交換を行うことでより高い効果を望めます。
しかし、自分で交換を行うのが不安って思う方、または面倒くさいという方は、カーショップや整備業者に依頼することも可能です!
※依頼する場合は工賃が掛かってくるので、予算に合わせてお願いしましょう!!
乗り心地改善法3:タイヤ交換で乗り心地を向上させる
実は!シャックルやスプリング、ショックアブソーバーを交換する以外にも、ハイエースの乗り心地を改善する方法があります!
その方法とはタイヤを交換すること。
交換を行うタイミングは、次の3つがよく挙げられますね。
タイヤを交換するタイミング |
---|
スリップサイン発生 |
ヒビの発生 |
使用年数が3年~5年 |
これらの症状が発生すると乗り心地が悪くなってしまい、車検に通らなかったり、走行中にバーストを引き起こす原因となるので、早めに交換を行ないましょう!!
一般的にハイエースは車重が重いので、フロントタイヤが磨耗しやすい傾向があります。
また、タイヤの交換を行うことができれば、滑らかな走りを取り戻せるので、乗り心地が良くなり運転することが楽しくなるはずです!
この乗り心地が良くなる理由は、タイヤ交換によってノイズが減ることや、グリップの回復、ハンドリングの向上などがあります!!
新品のタイヤを導入すると、乗り心地に加えて安全性や安定性も向上することになり、車検やバーストなどの不安要素も取り除けますよね◎。
乗り心地向上の理由 |
---|
ノイズの減少 |
グリップの回復 |
ハンドリング向上 |
さて、ハイエースのタイヤを交換する場合は、はじめにエンジンを切ってサイドブレーキをかけておきます!
この際に2輪タイプは、フロント部分がフリーになって車体が動いてしまうこともあるので、対角線上にタイヤ止めを挟んでおくと良いでしょう。
タイヤを固定することができたら、対角線上のナットを徐々に緩めていきます。
その後、車体のジャッキアップを行ない、ナットを全て外してタイヤを交換します!!
タイヤの交換が終わったらトルクレンチで締め付けて、ジャッキから車体を降ろせば終了となります!
ハイエースのタイヤ交換 |
---|
①エンジンを切る |
②サイドブレーキかける |
③場合にとってはタイヤ止め |
④ナット締める |
⑤ジャッキアップ |
⑥タイヤ交換 |
⑦トルク締め |
タイヤのゴムにも衝撃を吸収する役割がある
車に取り付けられたタイヤは、荷重を支えながら、路面の熱や衝撃に耐える必要があります。
このためタイヤは一見シンプルに見えますが、耐久性を考えた構造となっているのです!
タイヤの外部となる部分は、以下の4つに分類されます!!
タイヤの外部 |
---|
ビード部 |
サイドウォール部 |
ショルダー部 |
トレッド部 |
トレッド部はタイヤと路面が接地する部分を指していて、路面からの衝撃や外傷からタイヤ内部を守ることができるんですよ。また、表面に模様が刻まれているため、グリップや排水、磨耗を抑制することが可能です。
次に、サイドウォール部は、最も屈曲が大きく、カーカスを保護しながら伸びを防ぐ役割があります。
ショルダー部は、タイヤの肩部分にあたり、タイヤの骨格であるカーカスを保護しながら熱を発散させる働きがあるのですよ!
最後、ビード部はホイールと結合する部分であり、空気充填時にタイヤをリムに固定させる役目があります。
※ちなみに、タイヤの内部は以下の4つに分けることができます。
タイヤの内部 |
---|
ビードワイヤー |
カーカス |
インナーライナー |
ベルト |
ビードワイヤーは、スチールワイヤーと呼ばれる銅線を束ねてゴムで覆い、カーカスの引っ張りを受けとめ、リムに固定させます。
カーカスはタイヤの骨格をなす部分。
コード層という荷重や衝撃、空気圧などに耐える仕組みとなっています。
また、インナーライナーはチューブレスタイヤの内面に貼られるゴム層で、気密性を確保できるのです。
最後にベルトは、トレッドとカーカス間のゴム層のことを指していて、カーカスを締めてトレッドの剛性を高めます!
ゴム部分とタイヤ内部の空気のクッション効果で衝撃を吸収する
ハイエースなどの車両は、極端に積載をしていない場合や、乗車定員が少ない場合にスプリングのリアサスを固く感じやすく、路面からの衝撃を受けやすいのです…
このような時に、タイヤを構成しているゴム部分に加え、タイヤ内部の空気は衝撃を吸収するために大きな力を発揮!
そのうえ、適正な空気圧を維持したタイヤは、走行時の摩擦抵抗を減らし、走行性能の向上に繋がります!
ゴム部分とタイヤ内部の空気を簡潔に言えば、車両を支える〝クッションのようなモノ〟なのです!!
ハイトの高さ(タイヤの縦の厚み)が微妙に違うと乗り心地も違う
タイヤの縦の厚みであるハイトの高さは、多少の変化によって乗り心地に影響してきます…。
これは、ホイールに履かせるタイヤ1つをとっても、ハイトの高さに変化があるので衝撃もそれぞれ異なるということですよ。
さて、ここまでは「ハイエースの乗り心地を改善したい!!」と思っている方に向けて、今日から実践できるカスタム術や、ちょっとした知識について説明してきました!
実践すれば、乗り心地に対しての不満は無くなることでしょう◎。
カスタマイズが面倒な人は2013年以降のハイエースが◎
ハイエースの乗り心地を改善する方法がわかっても、「自分でやるのは面倒だ!」という方もいるのではないでしょうか?
そんな方のために、〝ワタクシ展子〟から耳寄りの朗報があります!!
ハイエースの現行モデル(5代目)は2004年に初登場しましたが、2013年11月のマイナーチェンジによって、乗り心地が大幅に改善されました!
つまり、何もしなくてもスムーズな走行性ってことです★
また、従来モデルと比較してフロントマスクにメッキグリルが新たに装着され、足回りにはアルミホイールを装備しているなどの変更点があります。
さらに、エンジンがフロントシートの下に設置されていることにより、リアシートに座る乗員の足元空間を確保しているんです。
インテリアの装備としては、平均燃費を表示可能としたマルチインフォメーションディスプレイの設置で車内機能の充実。
-
現在(2016年)に至っても改良は進んでおり、万が一の対人事故などの際に歩行者の被害軽減を図る歩行者傷害軽減ボディが採用されているんですよ
さらに、ドライバーの胸部への衝撃緩和を目的とした、プリテンショナー&フォースリミッター機構付フロントシートベルトの搭載により安全機能が向上!!
他にも、排出ガス規制に適合したディーゼルエンジンの搭載や、モーターによる可変ノズルを開閉して吸気の流速、圧力を調整し、エンジン回転数と負荷に応じた圧力のバランスを最適化する可変ノズル式ターボチャージャーによって燃費効率のUP◎。
これにより、環境性能や燃費性能も向上したため、〝地球やお財布に優しい自動車〟と言えそうです!!
ハイエースは中古車市場にも多く登場されるようになってきています。
-
人気のため、登場すると瞬時に売れてしまうことも多いです…★
ハイエースに興味のある方は、下記ページをマメにチェックしてくださいね!
ハイエースをお探しの方は以下までお気軽にお電話ください。安心取引保証・スピード対応で顧客満足度90.3%の実績を誇る【トラック王国】に、何でもお任せください!
それでは、2013年以降のマイナーチェンジを経た、ハイエースの改良点についてご紹介していきます!
改良された点1:直進安定性が向上した
まず、2013年以降のハイエースの改良点としては、直進安定性が向上したことがあります。
この理由としては、ドアミラーやリアコンビネーションランプ部分に、クラウンアスリートに採用されているエアロスタビライジングフィンを装備したためです!
エアロスタビライジングフィンとは、車両側面に当たる空気に渦を発生させ、車体を左右から抑える効果を発揮します!!
これによって2013年以前のハイエースよりも、大幅に空力性能が向上し、走行時の直進安定性に繋がりました。
ちなみに、サスペンションのショックアブソーバーにも改良を加え、走行性能をトコトン追及しています。
改良された点2:サスペンションの改良で車両の動きが滑らかに!
サスペンションを見直したことによって、乗り心地の改善と車両の動きが滑らかになりました。
また、車両の傾きも緩和されたため、走行時・停車時などの車体安定に繋がっています!
さらに、車両の動きが滑らかになったことで、操作性も容易になり、ドライバーさんへの負担も少なくなりました。
従来の場合は、急ハンドルによる事故などを防ぐために、車両操作時に対する反応を鈍めに設定していましたが、改良されたハイエースは違和感を抱かない程度に反応が俊敏に◎!
改良された点3:乗り心地から運転感覚まで、車両の動きが全体的にスムーズ化!!
改良されたハイエースは、車両の乗り心地や運転間隔などが全体的にスムーズ化されました。
これは、足回りが柔軟に伸縮されたため、路面上の振動を受けにくく、段差などを乗り越えた際の衝撃も吸収します。
このため、2013年以降にマイナーチェンジしたハイエースは、機能の充実、走行性の向上、乗り心地が良くなったと言えますね!
2013年以降のハイエースの魅力 |
---|
機能の充実 |
走行性能の向上 |
乗り心地が良くなった |
-
※もちろん、2012年までのハイエースも魅力的!
しかも、中古市場にはすでに前オーナーにより快適仕様にカスタム済みの車両も登場する可能性大です★
さーて! 次の内容は、新車と中古車の違いや、メリット、デメリットなどついて触れていきます!
ハイエースの乗り心地 新車と中古車の違い
ハイエースの乗り心地は、購入するにあたって重要なポイントでもありますが、新車と中古車ではどういった違いがあるのでしょうか?
ハイエースの場合は、新車と中古車によって足回りのセッティングが異なるため、それぞれのメリットやデメリットを確認した上で購入を考えたほうが良いでしょう。
この新車と中古車の足回りのセッティングとは、具体的にどのような部分に違いが生じるか疑問ですよね…
また、新車と中古車を比較した場合に、価格はどれくらい違うのかも気になるポイントかと思います。
次の項目では、ハイエースの新車・中古車のメリット・デメリットなどについて調べてみたのでご覧ください!
新車の場合
商用車として荷物を積載する前提で作られているため、普通車に比べてタイヤの空気圧は高く設定されていますが、新車の場合は空気圧が適正値を記録します。
サスペンションが改良されていて、フロント部分は少ないスペースでも設置できるトーションバーススプリングを、リア部分は負荷に強いリーフスプリングを採用。
これらの改良によって、1000kgを越える積載物を積むことができ、高い耐久性やエンジンパワーを誇るタフな商用車としての機能を備えていますね。
新車のメリット
ハイエースを新車で購入した場合は、始めから高機能な車体を購入できるので、人によってはそのままの機能で満足して使用できるでしょう!
このため、自分で改造を行うなどの、車体に手を加える必要が少なく済むはずです!!
さらに、こまめに手入れを行えば、中古車以上に長く使用することも可能になるでしょう。
新車のデメリット
新車を購入した場合は、在庫状況によっては中古車よりも納車に時間がかかる場合が多いです。
新車だと、納車までに半年〜1年も必要になるケースもあるのですよ!
仕事でハイエースを使用する場合は、早く使用できる中古車のほうが良いかも知れませんね!!
新車のハイエースは、200万円~500万円程度で販売されており、新車のほうが中古車に比べて高価な事も多いので、中古車以上に予算が必要になる場合があるんです。
- ■新車のデメリット
- 納車に時間がかかる
- 中古車よりも高価
- 車検の場所にもしばりがある
中古車の場合
ハイエースを中古車で購入した場合に、新車と同様の乗り心地を追求する場合は、シャックルやスプリング、ショックなどのサスペンションを交換すると良いでしょう。
また、トーションバーを緩めることによって、車高のローダウンが可能になり、車体の安定性が向上します!
さらに、タイヤを変更してハイトの高さ(縦の厚み)を変えることによっても、クッション性能が異なってくるのです!!
しかし、これらの改造を行った場合は、車体の改造申請が必要な場合もあるので、心配な方は販売店のスタッフなどに相談してみましょう!
中古車のメリット
実はハイエースの中古車はすでに改造されていることも多く、新車にはないパーツが取り付けられていることもあります。
また、上記のような足回りの改造が行われていることも多いため、中古車でも新車に引けをとらない乗り心地を誇ることもあるんです◎!
このような中古車は100万円~330万円程度と幅広い価格帯で販売されていて、車両によっては新車よりも安く高機能な車体を購入することもできます!!
ハイエースの購入を考えている方は、予算や用途にあった中古車を探してみましょう!
- ■中古車のメリット
- 改造パーツで高機能
- 良い車両が安く購入可能
中古車のデメリット
ハイエースの中古車は、車種が新しい場合や改造パーツによって特別な高性能を誇っている場合は、新車の価格とあまり変わらないことも。
このため、改造パーツによる性能向上を望んでいない方は、パッと見、高額に感じられることもあるかもしれませんね★
さーて今回のハイエースの乗り心地解説! いかがだったでしょうか?!
一部では評判の良くなかった乗り心地もカスタム次第で良くなるので、試してみてくださいね☆
ハイエース乗り心地まとめ
-
展子クンの説明で、毎回知識が増えて嬉しいのぅ。
-
トラック王、とんでもないです。
ハイエースはカスタム次第で、乗り心地がグーンと良くなる乗り物なのです。
-
そういえば昨日!
かっこいいハイエース見つけて試乗してきたトラー!!
-
トラック姫がハイエースに…!?
-
乗り心地がめちゃめちゃえーっす(エース)!
-
そこでつまらぬギャグかーーー!!
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします