中古トラックのパーツのすべて!新品パーツとの違いは?パーツを買わずにトラックを買う!?
公開 : 2018/07/26更新 : 2024/02/01
みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!
今回は、中古トラックを活用したパーツについて!市販されているトラック用パーツには、中古トラックから取り外されて販売されているものがあります。では、このパーツには、どんな種類があるのでしょうか?
今回は、パーツの種類や価格帯、販売形式や購入するうえでのメリット・デメリットなどをご紹介!さらに、中古トラックを購入した方が良い場合についても解説します!
中古トラックのパーツとは?
さて、そもそも中古トラックパーツとは、通常のパーツと何が違うのでしょうか?
▲トラックのバンパー
中古トラックパーツとは、使い古したトラックから外されたパーツのことを指しています!中古パーツの名称は絶対的な定義がなく、取り扱う業者によって異なりますが、主に以下の3種類に分類できます。
中古品(リユース品)
中古品は、使用済みの車両から取り外したパーツのことを指し、車両から取り外した状態で販売される場合や、清掃が行われた後に販売されることもあります。
中古品は、主に外装品を中心に販売されています。中古品を購入した場合、自分で取り付けを行えれば、修理費用を抑えられるといったメリットがあります!
- 中古品の例
- ライト
- バンパー
- ミラー
リンク品
リンク品という名称は、中古品の総称として使われる場合や、メーカーが用意する、故障時の対応部品を指す場合もあります。
リンク品と交換すれば、新品同様に機能を活用できますが、部品によっては点検されていないこともあるため、寿命が短い場合もあります。
- リンク品の例
- エアコン
- カーナビ
- オーディオ
リビルドパーツ
英語の「Rebuild」が由来のリビルドパーツは、再生・再構築された部品のこと!リビルドパーツは、使用済みの部品を分解・洗浄(オーバーホール)し、劣化した部分も必要に応じて交換して回復させています。
もしもリビルドパーツを購入できた場合、整備工場に持ち込んで取り付けて貰えれば、新品同様の性能になりますよ。
- リビルドパーツの例
- エンジン
- ミッション
- ラジエーター
-
中古トラックパーツは、専門の販売店をはじめ、ネットの専門店・オークションなどで購入できます。
販売されている中古トラックパーツはどこからくる?
-
中古トラックパーツは、買取したトラックからわざわざパーツを取り外しているトラー?
この疑問にお答えしましょう!
中古トラックパーツは、主に部品取りと呼ばれている、修理できない故障車や事故車などからパーツが取り外され、メンテナンス後に販売されています!
このパーツの販売については、2005年に施行された自動車リサイクル法が関連しています。自動車リサイクル法が施行されるまでは、車両処分場のキャパシティが少なく、費用も高額だったため、違法に破棄されるケースもありました。
また、破棄された車両の中には、地球温暖化につながるフロンを使ったパーツや、専門的な処理が必要なエアバッグなどもあり、適切な処理が求められていました。
このため、自動車の処理に関する法律である自動車リサイクル法が施行され、処理が行われた車両の中でも、再利用可能な部品が取り外され、国が運営する「自動車リサイクル促進センター」の管理下、専門業者によって販売が行われるようになりました。
パーツの種類・価格
▲トラックのウインカー
では、実際に専門店などで販売されているパーツの種類や価格は、どうなっているのでしょうか?パーツの種類はたくさんありますが、以下のように分類ができます!
トラックパーツの種類
- 外装品
- バンパー、ミラーなど
- 内装品
- ライト、シートなど
- タイヤ関連
- ホイール、アルミホイールなど
- 車両主要品
- エンジン、ミッション、キャブなど
- その他装飾品
- マット、電装品など
また、ドアなどの左右に分かれているパーツは、左右単体またはセットで売られています。
パーツの価格帯や購入理由
上の項目で挙げたパーツは中古品で販売されるため、新品よりも安く購入することが可能です!商品によっては50%から70%も安くなります。
▲マーカーランプ
また、専門店での販売以外では、個人が車両を手放す際などに、使っていたパーツをネットオークションやフリマアプリなどで販売・取引することがあります。
では、専門店と個人が販売しているパーツの価格帯はどうなのでしょうか?以下にまとめました!
- 専門店→1万円から100万円ぐらいまで
- 個人販売→千円台から3万円ぐらいまで
専門店で販売されているパーツは、装飾パーツのような1万円程度のものから、トラックのキャブなど、100万円クラスの高額パーツもあります!
個人販売の場合は、千円台から3万円ぐらいまでが中心で、トラブルを避けるために、あまり高価な品は取引されない傾向があります。
-
種類の多さや価格帯の広さが特徴であることはわかったが、誰がどのような用途で購入するのじゃ?
-
王様、お答えしましょう!
中古パーツを購入する人は、車両の装飾・スペックアップを行いたい人と、自分で修理を行いたい人に分かれています!特に修理を行いたい人は、事故や故障で使えなくなった部品を買い揃え、修理費を抑えるといった目的があります。
パーツの販売形式
▲ラジオチューナー
ここまでは、中古トラックパーツの種類や価格について説明してきました!では、販売が行われている店舗やサイトには、どのような種類があるのでしょうか?
中古パーツ販売専門店
まずは、中古パーツの販売専門店について。このような専門店はトラックや乗用車などの中古部品をはじめ、バイク・自転車用のパーツから、指輪やネックレスといった貴金属も扱っている場合があります。
トラック用の中古パーツは、特に消耗品であるタイヤを中心に、グリルなどの装飾品や、ハシゴやミラーといった実用品が、店内に揃えられています。また、店舗での買取も行われていて、様々な年代・ブランド・金額の品が集まっています!
このため、店舗には掘り出し物を探しに行く方が多いようです!
自社工場あり専門店
お次は、自社工場を持つ専門店について!
このような専門店は主に中古トラックの販売・買取を行っていることが多く、合わせて一通りの中古パーツも販売されています。
また、自社工場を活用したメンテナンスが行えることから、エンジンやミッションなどのリビルドパーツや、キャブやデフも販売しています。ちなみに、販売会社によっては、パーツに保証がついている場合もあります。
ネットオークション・フリマアプリ
最後に、ネットオークションやフリマアプリなど、個人間での取引について!
このようなサイトでは、取り付けに知識の要らない装飾パーツを中心に出品されています。また、個人での出品が中心になるため、店舗で購入するよりも安価な場合や、珍しいパーツが見つかる場合も!
-
余談ですが、フリマアプリや地元掲示板には、車内の装飾用に自作色紙や自作ステッカーなどを販売している方もいるんですよ!
中古パーツのメリット・メリット
ここまでの項目では、中古パーツの種類や販売形式について触れてきましたが、「新品の方がいいんじゃない?」という方もいらっしゃると思います。
▲トラックのメッキカバー
この項目では、中古パーツのメリットとデメリットをご紹介!メリットとデメリットを参照したうえで、購入を考えてみてくださいね。
中古パーツのメリット
中古パーツを購入する方は、価格の安さを重視している方が多いと思います。
特にサードパーティーのパーツを購入する際や、事故などにより修理代が高くなる場合、消耗品の交換などは、自分でパーツを購入して取り付けたほうが安上がりになります!
このパーツの取り付けによって、装飾やスペックアップを気軽に行えることも大きいと思います!
また、店舗やネットなどで珍しいパーツを発見できたり、自分で部品を取り付けたりする楽しみもありますよね。
- 中古パーツのメリット
- 新品よりも安く購入できる
- 修理代を浮かせられる
- 装飾やスペックアップができる
- 珍しいパーツを見つけだせる
中古パーツのデメリット
では、中古パーツを購入することによって発生するデメリットとは?
これは場合にもよりますが、車両とパーツの相性が悪いと、故障してしまう可能性が考えられます。また、エンジンやミッションなどの重要なパーツは、販売価格が50万円から100万円程度と高額になっています。
さらに、装飾用パーツをそのまま取り付けていると、車検に通らない可能性もあります!中でもマフラーやライトなどは社外品であると、車検非対応の場合があります。
車検に合格する車両の条件は、国土交通省が定める保安基準を満たさないといけません。パーツの車検対応については、購入時に確認した方が良いでしょう!
- 中古パーツのデメリット
- 故障する可能性
- 高額になる可能性
- 車検不合格の可能性
中古パーツ買うよりも中古トラック買う方がお得!?
トラックにあった中古パーツが見つかり、安価に修理やスペックアップができる場合もありますが、エンジンなどの高額パーツの購入はコスト的にも厳しい…といった方もいらっしゃると思います。
そんな場合は!中古トラックを購入したほうがお得な場合もありますよ!
特に、低年式の車両などは、高額パーツを購入して工費をかけるよりも、中古トラックを購入したほうがお得ですよ!
中古トラックを買うタイミングは?
では、中古トラックを購入した方が良いタイミングとは、いつになるのでしょうか?これは、トラックの寿命である使用年数や走行距離が目安になります!
トラック寿命年数・走行距離目安
- 小型・中型
- 10年・10万キロ
- 大型
- 15年・50万キロ
また、寿命となる年数・距離に近づくと、エンジンのオイル漏れ、クラッチの滑りといった現象が発生してきます。このため、エンジンやミッションの中古パーツ購入を考えると思います。
しかし!エンジンやミッションの交換は、車両の大きさなどによって価格幅があり、交換費は部品代に加えて、工費も100万円近くになってしまうことも…
ちなみに、エンジンを一度解体して、再び組み立て直すオーバーホールについては、以下の記事に詳しくまとめられています!
【関連記事】エンジンオーバーホール費用(価格)や工賃はいくら?
中古トラックの購入のポイント
ここまでの中古パーツについての説明を読んできた中で、「価格帯によっては、エンジンやミッションなどの交換よりも中古トラックを購入したほうがいい!」と思った方もいるはずです。
そんな場合は、選りすぐりの中古トラックを取り揃えております、トラック王国を是非ご利用ください!
トラック王国のこだわりとは?
トラック王国で販売されている車両は、お値段以上の品質をご提供します!
仕入れについて
まず第一に、トラック王国はトラックの仕入れ先からこだわっております!主な中古トラック業者は、業者向けに開催されるオートオークションから車両を仕入れることが多くなっています。このため、人気車両は業者間で取り合うことになり、販売価格が高くなることも。
このため!トラック王国では全国のお客様から直接買取を行い、良質な車両をより安く仕入れております!また、買取後は厳選された車両のみが店頭に並べられています。
ちなみに、中古トラック業者が仕入れの際に利用する、オートオークションについては以下の記事に詳しくまとめられています!
【関連記事】中古トラックのオークションとは?参加資格や買取業者とのちがいをご紹介!
品質について
次に、お客様から買取を行う場合の品質について!直接買取を行う場合は、日本自動車査定協会のライセンスを取得した査定員が、21項目のチェックを行います。このチェック項目の基準に関しては、店舗間で情報共有を行い、クオリティーの向上に努めています。
また、車両の品質に関わる検品は、納車までに3回行われています!
- 車両の検品時
- 車両仕入れ時
- 展示場入庫時
- 車両納車前
検品の際は、仕入れ時のスタッフと、展示場入庫時のスタッフが異なっています。別々のスタッフが検品を行うことによって、見落としを防げているのです!
さらに、買取した車両は、お客様に気持ち良く利用してもらうため、清掃も徹底しております!
室内の清掃は、座席や内張りを分解して、丸ごとクリーニングを行い、外装部分は専用のクリーナーや高圧洗浄機を使い、頑固な汚れを落としています!(一部有料サービスを含みます)
【関連記事】中古トラック買ってみた!業界歴10年の販売スタッフへ直球質問も決行!!
合わせて、お客様が持つ1つの要望に対して、プラスアルファの提案ができるような接客を目指しております。そんな王国品質の中古トラックは、こちらから購入可能です!
トラック王国の中古トラック販売車両はコチラ!
中古トラックの中でも購入しやすい、車両価格150万円以下コーナーも好評です!中古車両を購入するうえで、価格を第一に考えている方は、ぜひご覧になってみてください!
中古トラックパーツまとめ
-
中古のパーツによって、気軽に装飾や修理ができるのは嬉しいですよね。
-
ワタシは改造専用のトラックが欲しいトラー!
-
ほう、どこを改造するつもりじゃ?
-
内から外まで金華山に統一したいので、パパこれ買って!(パーツリストを渡す)
-
すべて王国の支出になるんですがね…
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします