ナンバープレートが盗まれた!盗まれた場合の再発行方法や、対策について!
公開 : 2021/09/25
みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!
今回は、ナンバープレートの盗難について!「ナンバープレートを再発行するには?」「ナンバープレートを盗まれないようにする対策は?」といった疑問にお答えします!さらにナンバープレートの盗難件数や目的なども調べてみました。これを読めば、盗難防止が可能になるはず!?
目次
ナンバープレートが盗難!再発行手順[再発行までの流れ]
朝、車に乗ろうと思ったら、ナンバープレートが無くなっていた!という事件が多く起こっています。
ナンバープレートが無い状態では、公道を走れなくなってしまいます。
ナンバーが無い状態や、字が見えにくいまま公道を走行していると、道路運送車両法第19条違反によって50万円以下の罰金を支払う可能性も!
- ■ナンバープレート盗難の弊害
- ・公道を走行できなくなる
- ・そのまま走ると罰金の恐れ
しかし、ナンバープレートを盗んだところで、一体どうするつもりなんでしょうか?
「自分のナンバーが無いから、そのために?」なんて思う方もいるかも知れませんが…。
実は!盗まれたナンバープレートは、他のナンバーと組み合わせて、新たなナンバープレートとして悪用されるのです。
組み合わせ次第では、既に登録されいる車両のナンバープレートだって作れてしまいます!
- ■盗まれたナンバープレート
- ・他のナンバーと組み合わせて悪用される
- ・登録社用のナンバープレートも作成可能
もしもナンバープレートを盗まれた場合は、再発行する必要がありますが、どういった手続きが必要なんでしょうか?
-
次の項目では、ナンバープレートを再発行するまでの流れや、対策などについてご紹介!
1:警察へ盗難の被害届を出す!
ナンバープレートが盗まれていたら、はじめに警察に連絡して、再発行に必要な盗難届受理番号を貰いましょう。
受理番号には、届けを出した警察署名や、日付が記入されていないといけません。
これらが記載されていないと、再発行が出来ませんよ!
また、ナンバープレートが無い状態では公道を走れませんので、警察署には徒歩などで向かってくださいね。
- ■警察に届けを出すと
- ・盗難届受理番号を貰う
- ・再発行時に必要となる
もしも盗まれたナンバープレートの車両が犯罪を犯したら、あなたが疑われてしまうので、早めに盗難届を出しましょう!
2:市役所で仮ナンバーの交付
警察署への届出が済んだら、再発行への手続きに入りましょう!
【画像の内容参考URLです:http://www.car-inspection.sakura.ne.jp/06.html】
再発行の手続きは各地にある陸運局で行なうのですが、ナンバープレートが無い状態だと運転も出来ませんよね…。
そこで!陸運局に行く前に、お住いの地域の市役所で仮ナンバーを取得しましょう。
仮ナンバーの取得には、以下の書類が必要になります。
- ■仮ナンバー取得に必要な書類
- ・申請書
- ・車検証
- ・自賠責保険証
- ・印鑑
- ・免許証
さらに取得費用として700円前後の支払いが必要です。
仮ナンバーには有効期限があるため、ナンバープレートの再発行を終えたら、仮ナンバー取得時に貰う証明書と一緒に返しましょう!
3:運輸局(運輸局支局)でナンバー を再交付
仮ナンバーを取得できたら陸運局に向かい、ナンバープレートの再発行を行ないましょう。
この再発行には、以下の書類が必要になります。
- ■ナンバープレート再発行に必要な書類
- ・車検証
- ・理由書
- ・印鑑
この中でも理由書は、運輸局で申請書と共に貰えますが、インターネットからもテンプレートをダウンロードできます。
また、理由書には以下の項目の記入が必要なので、事前に確認しておきましょう。
- ■理由書への記入内容
- ・車体番号
- ・車台番号
- ・盗まれた日
- ・盗難届を出した日
- ・届出を出した警察署名
- ・受理番号
ナンバープレートの再発行にかかる費用は1500円程度になります。
ちなみに都道府県によっては、悪用を防ぐために、以前と同一のナンバーを取得することが出来なくなっています。
前のナンバーは犯罪に使われる可能性もあるので、極力別のナンバーを選んだ方が良いでしょう!
ナンバープレートの再発行費用[手続きにかかる費用]
ナンバープレートを再発行するにあたり、費用は合計いくらぐらいかかるのでしょうか?
また、行政書士事務所などは、再発行を代行してくれるサービスを行っていますが、こちらはいくらぐらいなのでしょうか?
「仕事が忙しくて、陸運局に行く時間がない!」という方には嬉しいサービスですよね。
以下の項目では、個人で再発行した場合と、行政書士事務所などに頼んだ場合の金額などを比較したいと思います!
自分で手続きする場合の再発行費用
ナンバープレートを個人で再発行するまでにかかる費用は、仮ナンバーの発行と新たなナンバープレートの発行で、合計2000円程度掛かります。
この金額は、都道府県によっても変動し、字光式やベイント式などのプレート形式でも変わります。
- ■ナンバープレート再発行費用
- ・2000円程度
また、再発行が行われるのにかかる日数は、再発行手続きを行ってから1週間程度かかります。
この期間を覚えておいた上で、スケジュールを立ててみましょう。
- ■再発行にかかる日数
- ・手続き後1週間程度
新たなナンバープレートが届いたら、仮ナンバーを市役所に返却してくださいね。
代行サービスを利用する場合の再発行費用
「時間がなくて陸運局に行けない!」という方や「急ぎで車を使わない」という方であれば、行政書士やディーラー、販売店でもナンバープレートの再発行を行ってくれますよ!
この際にかかる金額は、それぞれ店舗や地域によって異なりますが、ナンバープレートの代金を除いておよそ6千円から2万円程度となっています。
- ■代行サービスの場合
- 6千円から2万円程度
新しいナンバープレートができたら、代行の依頼先からナンバーが郵送されることが多いのですが、普通車の場合は新たなナンバープレートに封印を行わないといけません。
このため、仮ナンバーを市役所で借りて、陸運局に車を持ち込まないといけないのです。
しかし!陸運局への持ち込みや納車までサービスで行ってくれるところもあるので、探してみても良いでしょう!
- ■代行サービスの内容
- ・新規ナンバープレートの取得
- ・陸運局への持ち込みや納車まで行う所も
また、盗まれたナンバープレートは他県のものであった場合は、免許証などを用意した上で警察に盗難届を出します。
その後、現住所の陸運局で住所の変更登録を行えば、新たなナンバープレートが発行されますよ!
必読!ナンバープレート盗難対策・対処!![対策の方法など]
ここまでは、ナンバープレートを再発行する際の方法について触れてきましたが、なぜ盗まれるのか、どのように盗まれるのかも気になりませんか?
そこで今回は!ナンバープレートが盗まれる理由や、狙われるシチュエーションなどについて調べてみました!
■盗まれる理由
ナンバープレートを盗む理由の多くは、犯罪利用が目的なのです!
盗まれたナンバープレートは盗難車や犯行車両に取り付けられて、車上狙いや覚醒剤の密売、殺人や強盗といった凶悪犯罪にも使われることも…!
もしも車両のナンバーが目撃されて、目撃者がナンバーを警察に伝えたとしても、犯罪に関係ない人が浮かび上がるのです。
このため、捜査を遅らせることが出来るのです。
■狙われるシチュエーション
ナンバープレートが盗まれてしまうシチュエーションは、主に深夜の人がいない中、人目につきにくい場所に停めてある車などが狙われます。
さらに常習犯となれば、マンションの駐車場に停められた車のナンバープレートを、一気に複数個盗んでしまいます!
ナンバープレートを盗む際は、プレートの端に付けられたネジを外すだけなので、簡単にできてしまうのです。
このような目にも遭わないように、盗難防止の対策を打っておきたいですよね!
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次の項目では、ナンバープレート盗難への対策などについて触れていきたいと思います!
盗難対策
さて、もしもナンバープレートを盗まれてしまったら、再発行にそれなりの時間やお金がかかったり、悪用されてしまうのが分かったかと思います。
そこで!ナンバープレートを盗まれないようにするために、プレートに付けられたネジを交換してみてはいかがでしょうか?
この盗難防止用ネジはカー用品店やホームセンターなどで販売されていて、千円から2千円程度で購入ができます。
購入後、ナンバープレートにこのネジを取り付ければ、短時間で簡単に取り外すことが出来なくなるので、盗難を防止することが可能に!
- ■ナンバープレート盗難対策
- ・盗難防止用ネジの取り付け
- ・カー用品店やホームセンターで購入可
- ・千円から2千円程度
また、ネジを選ぶ際のコツは、サビに強く潰されにくいステンレス製のものが良く、取り外しに特殊な工具が必要なタイプだと、さらに防犯性が高まりますよ!
「パーツの交換など、取り付けが難しいのでは」と考えている方も、ネジを付け替えるだけなので、簡単に盗難対策ができますよ。
このタイプのネジは、取り外し用の特殊な工具などを無くしてしまうと、電動ドリルなどを使わないと取り外しが出来なくなってます!
なので、工具は自分が分かりやすい場所に保管しておいたほうが良いでしょう。
ちなみに、地域によっては警察などが盗難防止のネジを取り付けるキャンペーンを行っていますよ!
以下はニュースからの抜粋になります。
「犯罪への2次利用が問題となっているナンバープレート盗難を防ぐため、県警は取り外しが難しい「盗難防止ネジ」の使用を呼び掛けるキャンペーンを実施。
通常のナンバーは一般的な工具で簡単に外せるが、盗難防止ネジは特別な加工が施されて、ナンバーが盗まれる恐れは少ない。このため県警は防止ネジの積極的な活用を訴えている。
このため、スーパーの駐車場で防止ネジの無料取り付けを実施。地域住民が訪れ、ボランティア整備士が1台当たり5分もかけずに、ネジを取り付けていった。」
盗難対策2
さらに、ネジの交換以外にも、異なった方法の対策があります。
「いろいろ対策を打ったけど、ナンバープレートを盗難されてしまった!」という場合は、車両保険が適用されることも!
この車両保険は、再発行時の仮ナンバーや新規ナンバープレートの代金や、盗難にまつわる損害額(ETC再セットアップ代など)を請求できます。
- ■ナンバープレート盗難対策
- ・車両保険に加入しておく
- ・盗難後は損害額を請求可能
この保険の請求は、「請求しても意味がないのでは」と思われるかも知れませんが、盗難後に必要となる新規ナンバープレートなどの費用を支払ってくれるのです!
しかし、保険を使うことによって、等級が下がってしまうことがあるので、ご注意ください!
なので、同様のトラブルに巻き込まれた方は、一度保険会社に問い合わせてみてはいかがでしょうか?
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できれば保険などは使いたくないのお。
意外と多い!ナンバープレート盗難件数[年間の盗難件数など]
ここまでは、ナンバープレートの再発行や盗難対策について触れてきましたが、全国でナンバープレートの盗難は、どのくらいの件数が発生しているのでしょうか?
実は!この件数はかなり多く、年間でおよそ2万件以上が発生していて、1日に換算すると60件程度のナンバープレートが盗まれているのです…!
- ■ナンバープレートの盗難件数
- ・年間2万件以上
- ・1日60件程度
また、盗難の多い都道府県を調べてみると大阪府が特に多く、平成27年には約3400件が発生してます。
さらに自動車の盗難件数が最も多い愛知県では、部品ねらいの盗難のうち約半分がナンバープレートの盗難というデータもあります。
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ナンバープレートは盗みやすさや悪用しやすいことから、狙われやすいのかのう。
また、ナンバープレート盗難事件の事例としては、以下のようなケースがあります。
「警察は駐車中の車からナンバープレートを盗難したとして、2人の男を窃盗容疑で逮捕した。他にも殺人事件に関与した疑いもあり、関連を調べている。
逮捕された2人は、駐車中の乗用車からナンバープレート2枚を盗み出した疑いがもたれていて、後に発見された容疑車両とみられる乗用車に取り付けられていた。
このナンバープレートは、車両の発見を遅らせるために付けられたと考えられ、現場近くの防犯カメラ映像を分析したところ、容疑者が浮上したため、窃盗容疑で逮捕した。
調べに対して男は、殺人事件への関与もほのめかしており、警察は厳しく追及するとともに、事件発生の経緯を詳しく調べている。」
ナンバープレート盗難目的は犯罪利用![盗む理由]
ナンバープレートを盗むことは、前にも触れたとおり犯罪に利用する、二次犯罪が目的なのです。
しかも盗難を行う犯人は、盗みやすいナンバーであればなんでも良かったりすることも!
このため、会社の営業車からナンバーを大量に盗まれた場合は大変です。
営業車が使えないと、納品などのスケージュールにも間に合わなくなるので、多額の損害が発生します!
さらに、ディーラーナンバー(回送運行許可証)まで取られてしまうと一定期間使用できなり、取消処分を受けることも…!
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ナンバープレートの盗難対策は、盗まれた後の大変さを考えれば、やっておくことに越したことは無いですね!
ナンバープレートのまとめ
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今回はナンバープレートの盗難についてでしたが、いかがでしたか?
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一度盗まれてしまうと、大変なのトラー
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王国も警備を厳重にしないとダメじゃな。
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じゃ、ナンバープレートを外せないように改造するトラ!
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姫、それは法的に難しいです…。
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パパに頼んで法律変えるトラ!
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またまた無茶なコトを…。
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