小型バス・一般路線バス・高速路線バス・観光バスをバスマガジン編集長が解説!
公開 : 2017/05/25更新 : 2022/03/10
みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!
バスは、小型バス(マイクロバス)・一般路線バス・高速路線バス・観光バス(ツアーバス)など様々な種類があります。それぞれ、どんな特徴があるのでしょう? 今回は、超人気雑誌『バスマガジン』の末永編集長が、特別に解説記事を書きおろしてくださいました!
目次
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■執筆:末永高章(すえなが たかあき)
隔月刊バス趣味雑誌『バスマガジン(講談社:刊)』編集長。
自動車雑誌の編集者を経て、講談社BC在籍時よりトラック、バス、建機、鉄道、船舶、航空機など、大人向けの乗り物ムックの刊行責任者を務め、2003年に編集担当としてバスマガジンを創刊。
バス、トラック、建機のコメンテイター、アドバイザーとしてテレビ出演や講演を行う。
■編集:トラック王国ジャーナル編集長 前田絵理
伝説のギャル誌『egg』やカルチャー誌『別冊BUBKA』の編集者を経て、『トラック王国』へ入社。『トラック王国ジャーナル』立ち上げに奔走した結果、2017年 編集長に就任。
小型バス(マイクロバス)[送迎・幼稚園・バリアフリー・小型路線]
乗用車のミニバンや1BOXに似ているけど、実はしっかりとしたバスなのだ!!
まずは小型バスからいきましょう!
小型バスとは、一般的に以下の仕様のバスを指します。
■小型バス(マイクロバス)の仕様
- ・全長
- 7m以下
- ・全幅
- 2.1m以下
- ・乗車定員
- 29名以下(乗務員を含む)
最近は『マイクロバス』という呼び方が浸透しているものの、 古くからの呼び方だと『小型バス』となります。 日野自動車の『ポンチョ』という路線用の小型バスも例外的なバスとして存在しますが、それは後ほど。
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さて、この後にご紹介する様々なバスとのちがいはサイズだけではありません。
エンジンの位置やタイヤの駆動レイアウトなど、走行機能部はトラックに準じたものです。
例えるなら、メーカーが製造しているトラックシャシーに、BOX型の客室を載せた構造とでも言いましょうか。
デザインやフォルムは、ハイエース(トヨタ)やキャラバン(日産)などの1BOXバン…といった印象ですが、設計は2トン〜4トンクラスのトラックに近い存在なのです。
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バスとしてのポジションは、路線用・高速観光用…といった大きな設定がありません。
小型バスは、いろんな乗り方に対応できる設計のため、さまざまな用途で活躍しています。
それでは、送迎バスや幼稚園バス、バリアフリーバス、小型の路線バス…と、順に小型バスを解説していきましょう!
送迎バス
(小型バスその1)
A地点〜B地点までといった特定の区間をシャトル運行するバスのこと!
小型バスの使用スタイルとして、もっとも多いのが送迎バスと言えます。
例えば最寄の鉄道駅やバスターミナルまでお客さんを送迎する、温泉ホテルのバスが代表的な送迎バスですね。
また、最近よく見かけるのは、スーパー銭湯が小型バスを運行させ、やはり駅やターミナルからお客さんを運ぶというもの。
さらに、パチンコ店や大型のスーパーマーケット、総合病院などでも同様の送迎を行うようになりました。
もともと、送迎バスは一度に大勢の乗客が発生しないマーケットで活躍する車両ですので、 同一のルートをシャトル運行することに適したバスと言えますね。
また、小さなボディは温泉地や観光地の路地など、山坂道で有利です。
駅前やロータリーのような窮屈な道路でも、それはよく働きます。
さらに過疎化が進む地域でのお年寄りの日常移動用に、自治体が定期運行させている例も多くあります。
なお、三菱ふそうのローザという小型バスには、バス(全てのバス)としては唯一の4WD車があり、降雪地域や未舗装路でも着実に運行する性能を発揮しています。
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幼稚園バス
(小型バスその2)
幼稚園児が乗車するバス!
小型シートで多人数の定員仕様!!
小型バスの定員は大人換算で29名(乗務員を含む)ですが、自動車の定員は大人2人分で子供を3人分に換算することができます。
その計算で幼稚園バスを作る場合、ドライバーと保育士さんのほかに40人の園児が乗車できることになります。
これはもう、人数だけで言えば大型観光バス並みのキャパ。
しかし、横5人掛け×8 列(一例)というシートレイアウトとなり、それは幼稚園児には快適なシートと空間ですが、大人では着座することはもちろん、シート間に入り込むことも不可能なほどに狭い空間となります。
現在発売されている小型バスのすべて(ノンステップ車を除く)に、この幼稚園バス仕様は設定できます。 しかも、こういった架装は、メーカーに直結した架装メーカーや部署が手がけている、決してめずらしくない例です。
幼稚園児用の小型シートも、一般的なバスシートメーカーが開発・製造しています。 子供が車内で退屈しないような、可愛らしい柄のシート地や内壁デザインなども各種用意されていますよ。
バリアフリーバス
(小型バスその3)
クルマ椅子の積載が可能なリフト付きバス!
現在、主に都市部を走る路線バスは乗降時にステップのないノンステップ床を採用し、クルマ椅子の人やお年寄りの乗降ストレスを軽減できるよう、法整備も含めて設定されていますが、車両の構造上、ノンステップ床にはできない小型バスもあります。
しかし前述のような送迎バスとしての仕事の中には、お年寄りのケアセンターなどへの送迎や、病院の通院患者送迎なども含まれ、クルマ椅子の人にそのまま乗車してもらう必要があります。
そんなニーズに対して存在しているのが『バリアフリーバス(リフト付きバス)』というわけです。
大型の観光・高速バス車両に設定されているものもありますが、小型バスではより実用的&現実的な構造。クルマ椅子の人をバスの床面と同じ高さまでリフトアップして乗降させる仕掛けで、リフトは車体後部に設置されます。
リフトのない小型バスの後部は、荷物を出し入れする程度の小さな開閉リッド(ドアについている小さなフタ)が付くだけですが、リフト付きの仕様は観音開きのリアドアに替えられ、強化された車体フレームに設置されたリフトを格納・展開することでエレベーターのように働いて、クルマ椅子を乗降させます。
車内では固定フック&ハーネスでクルマ椅子を固定、安全な状態での運行を実現しています。
路線バス
(小型バスその4)
汎用性の高い小型バスには、路線運用専用のノンステップ車もある!
小型バスにも、路線を走るノンステップ車が1種類だけあります。
今回ご紹介している小型バスは、いずれも運転席の下にエンジンやトランスミッションがレイアウトされ、プロペラシャフトで後輪を駆動して走る、いわゆるキャブオーバーFR(4WD)もある車両ですが、小型バス唯一のノンステップ車である『日野自動車・ポンチョ』は、中型・大型バスと同様に後輪を駆動して走る路線バスです!
この後部と、操舵装置などがある前部を除いた、中央部分のほぼすべてがノンステップエリアとなっているため、バリアフリー構造も持っています。
車内のレイアウトも、ほかの小型バスとは異なり、天井が高くて車内での歩行移動も可能。
シートレイアウトも中型・大型の路線バス車両のようになっており、吊革グリップや握り棒(手すり・柱)も同様に設定され、立ち乗車ができることも他の小型バスとの大きなちがいでしょう。
世界的にも、他に例を見ない車両である、この日野ポンチョは、周回路線ルートや乗り合い観光コースなどの運用でも、その独創性を発揮しています。
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一般路線バス[大型・中型・小型コミュニティ]
街でもっともよく見かける、日常の公共交通機関!
一般路線バスとは1枚〜2枚の乗降ドアを持ち、主に一般道路のバス停を経由しながら、A地点〜B地点間を時刻指定を受けて走る乗り合いバスです。
■一般路線バスの仕様
- ・全長
- 9m〜11.5m程度
- ・全幅
- 2.3m〜2.5m程度
- ・乗車定員
- 80名以上(乗務員を含む)
乗降口や床面がフラットな部分を持つノンステップ車から、1段〜2段のステップを使って乗降する1〜2ステップ車まで床高のバリエーションがあります。
中型と大型が混合で運行されていることが多いですね。 数ある車両の中から、山坂道、住宅街、狭隘路(きょうあいろ)などの運行ルート状況に1番適していると判断されたバスが、その道を走行するというわけです。
また、運行ルートによって乗車時に固定料金を支払う系統内均一料金の場合と、距離制変動料金のものがあります。
現在はICカードで乗車時にタッチ改札、下車時にタッチ支払いする方法が増えていますが、整理券&現金支払い制もまだまだ残っていますよ。
多くの人が最も多く目にするバスがこの一般路線バスでしょう。
それぞれに、地元をアピールしたカラーリングやアナウンス放送、行き先表示などで車両の特徴を出しています。
まさに、お馴染み感がある土着派のバスと言えるでしょうね!
大型路線バス
(一般路線バスその1)
最大で80名ほどの定員を誇る、一般道路で最大のバス!!
大型の路線バスは、およそ全長10m〜11.5m、車幅2.5m程度のボディを持ちます。 車内はシートレイアウトによっては最大で80名超の乗車定員が設定されている、もっともキャパの大きなバスです。
このサイズで走ることが可能な道路であれば、路線運行には最も有利で効率的なバスでしょう。
都市部から山岳路までオールマイティに運用されています。
さて、大型路線バスも、近年はノンステップ床車が増え、バリアフリー化が進んでいます。
それは大切なことですが、それに伴って車外の地上高が低くなり、急勾配があるルートや、降雪地域などにある事業者からは、走破性の観点から、今でも乗降ステップがあるタイプを望む声もあります。
現在、新車として発売されている大型路線車は、クラッチペダルを使うMT車は皆無。
すべてが2ペダル車で、三菱ふそう社製はトルコン式ATのみ。
いすゞ社製では、機械式オートマチックのAMTも選べますが、中古バス市場では全メーカーで様々な年式のバスが登場するため、色々な仕様を比較できるようになっています。
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中型路線バス
(一般路線バスその2)
大型よりやや狭く短めのボディ!
フットワーク良く、狭い道もガンガン走る!!
バスに関心の薄い人には、大型車との見分けがつきにくいかもしれない中型路線バス。
おおむね全長9m〜11m、車幅2.3m程度のボディです。
大型車に混じって都市部から山岳路まで、オールマイティに運行されていますが、やや狭いボディの全幅を利点として走行している点が特徴的。
狭い道での急右左折があるルートや、 歩道のない商店街を抜けるルートなどで大活躍します。
かつては大型車に対して、やや小ぶりのエンジンが設定されることもありましたが、現在は大型車と同じか、ほぼ同じの動力性能が設定されています。
トランスミッションもMTが徐々に排除される傾向で、AT、AMTのメーカー設定、事業者導入が目立ってきています。
中型車でも、バリアフリーのノンステップ床車が現在の基本形で、大型車同様に、ボディ全長の長さに応じたホイールベース(前後軸距)が設定されています。運行ルートに応じた内輪差や、ランプブレークオーバー(乗り上げ角)などの路面事情に対応する設定を選べるのです。
小型コミュニティバス
(一般路線バスその3)
自治体の運行による100円バスなど!
狭いエリアでの“住民の足”
小型バスの路線運用も実は結構多い、昨今。
よく目に入るのが、100円程度の料金でそれほど広くないエリアを循環するコミュニティバスでしょう。
都市近郊の住宅街などでは、自治体がバス事業者に運行を委託している場合が多く、自治体の特徴や土地の名産品、ゆるキャラなどをラッピングして小刻みな距離でバス停を設定して走っています。
お年寄りや児童は運賃無料など、住民サービスの一環としている地域もあり、お年寄りの自家用車の利用控えにも貢献しているという声もあります。
使用される車両は、前出のポンチョ(日野)が圧倒的に多く、繁忙補助でリエッセII(日野)やローザ(三菱ふそう)など、汎用小型車両が運用される例もあります。
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ただ、交通過疎地運行路線ではこの限りではなく、汎用小型車のほか、ハイエースなどの1BOX車も小型路線バスとして運用している例もあります。
都市部コミュニティバスでは、東京・渋谷区が運行する『ハチ公バス』など、愛称が付けられる例が多く、地元の足として活躍していますね。
高速路線バス[長尺車・短尺車]
高速道路を大移動する路線バス!
夜行バスもこれの仲間!!
高速走行に適した性能を持つ車両で、路線バス車両に比べても豪華で高性能な車両。
床下にトランクルームを持つ、ハイデッカー(※)が主に運用されています。
※ハイデッカー:客室の床を通常より高い位置にしたバスのこと
■高速路線バスの仕様
- ・全長
- 9m〜12m程度
- ・全幅
- 2.3m〜2.5m程度
- ・乗車定員
- 大型ハイデッカー・スーパーハイデッカー:62名 ダブルデッカー:80名程度(いずれも乗務員を含む)
座席はクロスシート(※)で、10列〜12列 (座席数:40席〜48席程度)です。
※クロスシート:列車の進行方向、または進行方向の逆側を向いている座席のこと
運行は、2都市間を結ぶ高速道路を利用した長距離路線の運用が基本です。
出発エリアで、数か所の停留所を巡って乗客を乗せてから高速道路で大移動し、到着エリアでまた数か所の停留所で客を降車させて終点に到着するというパターンが多いですね。
そのほかには、高速道路上に設定した停留所で客を乗降させるパターンもあります。
高速道路を運行するとはいえ乗り合いバスなので、乗客が個々に料金を支払う料金箱も健在です(ネット予約や窓口乗車券購入の場合はカード決済も可)。
長尺車
(高速路線バスその1)
多くの乗客を運べる輸送力!
床も高いビッグサイズのバス!!
まず高速路線の長尺車では、多くの場合、大型のハイデッカーやスーパーハイデッカーで運行されており、その次にダブルデッカーと言われています。
ハイデッカー
スーパーハイデッカー
近年、このタイプで乗客から人気なのは、ゆったりした座席の豪華仕様バス。
1台の定員がたった12名というバスまで登場し、1人あたりの占有空間の広さを魅力にしています。
そういったバスは、パーテーションやカーテンでプライバシーを確保し、個室状態での移動も可能にしており、シートも超豪華仕様!!
ベッド状態になるほど、高機能なリクライニング設計になっています。
さらに最近では、ハイデッカーより客室の位置が高い観光運用スーパーハイデッカーも、豪華シートになって登場しています。
床高があるためトランクルームが広く、眺望が良好。
また、エンジンから座席が離れているぶん、車内が静かであるという特徴を打ち出していますよ。
ダブルデッカー
ダブルデッカー(※)も、高速バスの長尺車として根強い人気を誇ります。
※ダブルデッカー:2階建てバスのこと
すべてがリーズナブルシートなら、約80名の乗客定員にもなりますが、近年の流行は2階席をリーズナブル仕様にし、1階席を超豪華シートにする設定です。
2階席の方が「眺望が良さそう」と、一般乗客からは人気ですが、実際は路面に近い1階席の方が車体のロール(横ゆれ)が小さく、乗り心地は優れています。
短尺車
(高速路線バスその2)
定員を少なくコンパクト化!
運行コストを抑えて高速路線を走る!!
高速路線バスの運用として短尺車(全長約9m)は、めずらしい存在かもしれません。
ただ、下記3つの理由により、地方都市間を結ぶ路線では重宝がられ、運行が続いています。
- 1:都市部に比べると、乗客が少ない
- 2:発到着地点が都市部ではないため、ターミナル機能を確保できない
- 3:駐車場所・待機場所の確保も難しいため、短尺車のほうが便利
そして何より短い(小さい)車両でまかなえるのであれば、維持費や運行経費も節約できるため、そこに事業者にとっての魅力があります。
部品などは長尺車に準じているため、 事業者が長・短の車両を混在保有していても、経年劣化パーツの仕入れやストックなどに不便さを感じることもありません。
今後、日本の人口減少が進むにあたり、もっともっと重宝されるであろうバスと言えます。
観光バス(ツアーバス)[長尺車・短尺車]
団体旅行で大活躍!
貸し切りタイプの運行バス
観光バスは、広めの座席シートで団体客や企画募集型ツアー団体客を乗せます。
■観光バスの仕様
- ・全長
- 7m〜12m程度
- ・全幅
- 2.1m〜2.5m程度
- ・乗車定員
- 60名以上(乗務員を含む)
集合・解散場所からの往復路と、目的地となる観光地エリアなどでの細かい移動もすべて1台のバスで行ないます。
そのため、バスの運行に身を任せておけば完全なパック旅行が実現できるという貸スタイルの運行をするバスです。
修学旅行や社員旅行、また「○○グルメ食べ放題、お土産付き日帰りバスツアー」なども、このタイプ。
東京では『はとバス』が有名ですね。
乗務員として、ドライバーのほかに観光案内を受け持つバスガイド、ツアー管理をする添乗員を付ける場合もあり、乗客としてはリラックスした旅行が楽しめるでしょう。
長尺車
(観光バスその1)
走行中も景色を楽しめる!
着座目線の高い観光バス
観光バスは“観光するバス”なので、目線が高く眺めが良いハイデッカーやスーパーハイデッカー、ダブルデッカーが乗客からは好まれます。
ハイデッカー
スーパーハイデッカー
観光バスで、現実的に多く運用されているのはハイデッカー。
高速路線バスにも転用しやすいため、融通の利く車両として人気です。
スーパーハイデッカーは、高級ツアーで豪華なシートレイアウトをセールスポイントとした場合にのみ多く使用されます。
ダブルデッカー
ダブルデッカーは、半日コースなど短時間で大人数が参加する観光ツアーで活躍しています。
「シートが窮屈」という意見もありますが、「乗客から一番人気なのはダブルデッカー」というバス事業者もいるほど需要があるのですよ。
その眺望が良好なことはもちろん、2階にドライバーがいないため、前方眺望を得られる点が人気の秘密です。
(実際は眺望よりも、占有空間の広さがリラックスにつながりやすいですが)
ちなみに、観光バスにも、高速路線バス同様に超豪華仕様車があります。
例えば、乗客定員はたった10名なのに、ドライバーのほかに2名のガイド(コンパニオン)と1名の添乗員が乗車する布陣のバスなどです。
高価な料金設定でも、バスツアーの頂点として人気なのですよ。
短尺車
(観光バスその2)
グループ旅行での貸し切りなどで活躍!
途中観光より目的地重視のタイプだ!!
観光バスの短尺車は、意外と多くあります。
小規模な団体でバスをチャーターする場合など、便利だからなのですね。
乗客の多い企画募集型ツアーであっても、オフシーズンの観光地だったり、観光スポットが定員制、予約制の場合はオススメです。
短尺のハイデッカーは、全長が短いとはいっても、走行能力や乗り心地は高性能です。
また、車内後部シートを転回させる機能において、「コの字型」にレイアウトできる『サロンシート』仕様を採用している車両が多いですね。
シート間にテーブルを置くことで、車内を移動パーティー会場にすることもできるのです。
小規模のツアーで動かすなら、この転回シートの活用はオススメです!
中古バスの購入はコチラから!
バス解説まとめ
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今回は、『バスマガジン』の末永編集長が解説くださいましたネ!
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バス愛を感じて、うっとりしたトラ〜
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ハイデッカーやダブルデッカーなど、バスの仕様は様々じゃな!
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中古バス界は特にそうですよ! 前オーナーによって、同じ車種でもシートの生地やTVの有無など、仕様が全然ちがうのです
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だから面白いのじゃ! それぞれのバスページにだけ掲載されてある、細部の写真やポイントを見て、初めて知る仕様もあるんじゃぞ!
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パパもバス愛にあふれているトラ〜!
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