#AxisLogProject とは?プロジェクトの目的や今後の展望などを直撃!
公開 : 2019/05/28更新 : 2019/06/21
みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!
皆さんはトラックドライバーなどの間で話題のAxisLogProjectはご存知でしょうか?これは、ある方の発案から生まれた動画で、トラックドライバーの現状などをわかりやすく伝えています!今回はこの動画について作成者のインタビューを交えながら、詳細を深掘りしていきます!
■動画企画者 松本運送株式会社 加藤光世さん
加藤さんは中長距離混載と地場チャーターの配車をされながら、インターネットで情報発信を行っています。「トラックドライバーさんは日本経済の血液、運送業は【産業の軸】」をモットーに、今後も情報発信と動画の企画を行うそうです!Twitter:@TORA_doru
■動画製作者 有限会社和興ドライバー兼KeMu専務/映像プロデューサー 平松廣也さん
平松さんは現役ドライバー兼、映像制作会社でも活躍中。動画クリエイターのコミュニティ「TranSe Salon(トランスサロン)」にも所属されており、次回動画も鋭意制作中とのことです。
AxisLogProjectという取り組みについて
▲AxisLogProjectのクールなロゴ
業務に使えるトラックはコチラ!
皆さんはAxisLogProjectについてご存知でしょうか?
AxisLogProjectのAxisは軸、Logは物流を表し、「運送業界は産業の軸」ということを表しています。 トラックドライバー総合サイト「ブルル」を運営する、物流企画サポート株式会社も応援を行っています。
このプロジェクトは、兵庫県の松本運送株式会社で配車担当を行う加藤光世さんの呼びかけにより、「運送業は産業の軸」という事を世間に伝えるため、長崎県の和興のドライバー兼映像制作会社KëMu(ケーム)の専務でもある、平松廣也さんが動画制作を行いました。
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加藤さんは、動画を個人的に作成してTwitterに発表していたそうです。この動画を見た平松さんから声がかかり、合同で動画を作成することになったそうです!
AxisLogProject動画作成までの流れ
- 加藤さんがTwitterで情報発信
- 加藤さんが個人的に動画を作成、Twitterに投稿
- 動画を見た平松さんが、加藤さんに合同での動画作成を呼びかけ
AxisLogProjectの動画作成について
▲動画の一コマ
AxisLogProjectの動画は、全国総勢40名を超えるドライバーによって提供された、動画や写真によって構成されています!平松さんの手によって数多くの動画と写真が編集されて、4分間・2部構成の動画にまとめられました。
動画を作成した平松さんは、インスタグラムにも個人的に撮影した写真や動画を投稿されています!
▲撮影会の一コマ(プライバシー保護のため、画像を一部修正しています)
また、動画に使うトラックの撮影会は不定期に行われていて、都度Twitterでお知らせされています。「自分の車両を撮ってほしい!」という方は、撮影会にタイミングを合わせてみてはいかがでしょうか。
AxisLogProjectとはこんなプロジェクト!
ここからはAxisLogProjectの詳細などについて、加藤さん平松さんのインタビューをお伝えします!
お二人には動画作成のターゲットや目的の達成度、運送業界について思う事などを語って頂きました。
Q1.動画の作成目的や、ターゲットの年齢層は?
今回動画を作成するにあたり、具体的な目的や、動画を見て欲しい年齢層は意識されていましたか?
想定した年齢は16歳以上から30歳ぐらいまで。運送業界への興味喚起と、応援の思いを込めています。
目的はとにかくトラックをカッコよく見せること。大型免許が取得できる21歳以上をターゲットにしています。
【関連記事】大型免許の視力検査、不合格の場合は?
Q2.目標達成の手ごたえは?
動画のアップ後、「目的が達成できた」と感じることはありましたか?
再生回数から考えると、成功しているのではと思います。他の業界の人にも興味を持たれたとも感じました。
今回の動画は、運送業界をよく思っていない人(交通マナーなどの面で)にも向けていたので、幅広い反響を見る限り、手ごたえは充分ありました。
Q3.嬉しかった反応は?
動画のコメントの中でも、嬉しかった反応はありましたか?
仕事の糧になったなど、ポジティブな反応が多いことが嬉しかったです。
「トラックの仕事が好きだ」「産業の支えになっている」という好意的なコメントが多く、ネガティブな反応が少ないことがよかったです。
Q4.動画のお気に入りパートや注目の部分は?
今回の動画の中でのお気に入りパートや、編集で注目して貰いたい部分はありますか?
今回の動画では、運送業界が「底辺ではなく、社会の軸(Axis)である」という部分を強調したかった。現状をありのままに映し、運送業界の現状を知って貰いたいという狙いがありました。
動画の編集時はシネマティックに見せるため、色合い・ズームの部分にこだわりを持ちました。
Q5.運送業界の改善点は?
お二人とも運送業界に属されていますが、改善した方が良い点とは何でしょうか?
偉そうな事は言えませんが、まずは自分たちのできること、原価計算を行い、運賃交渉すること等を行っていきたい。運送業界は、業界間・世代間で足並みが揃っていない部分がある。業界や世代の足並みが揃えば、社会も変わっていくと思います。
現役のドライバーでもあるので、トラックの駐車場不足が一番悩ましいです。SA・PAなどにも駐車しますが、通行車両に迷惑がかかっていないか気になります。
AxisLogProjectの動画を見てみよう!
ここまでは、プロジェクトの詳細についての説明と、お二人のインタビューを掲載しましたが、 実際に動画を見て内容を確認してみましょう!
公開1ヵ月で1万再生以上!AxisLogProject #001
AxisLogProjectの動画はこちらになります!インタビューの内容を思い浮かべながら、ご覧ください!
動画のアップ後、コメント欄にはドライバーの方などが「励まされた」「仕事への誇りが持てた」など、率直な感想を書き込んでいます。
AxisLogProjectのコメント抜粋
- トラックがないと工場は動かない
- 大型免許を取得してトラックドライバーになりたい
- 大型ドライバーのマナーの良さに感激したこともあった
- 国内の流通利便性は世界トップなので、待遇を改善すべき
動画の内容は概ね高評価で、大手メディアにも取り上げられています。
今後の動画について
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最後の質問として、今後の予定についてお二人に尋ねてみました。
Q6.次回動画の予定や、今後の展望は?
次回の動画作成予定があるとTwitterで書かれていましたが、具体的な予定は?
次回動画は6月中旬にアップ予定で、業界をさらに知ってもらうために、動画の存在が定着するまで動画はアップし続ける予定です。また、いずれはゲストを招いたりしたいと思います。
次回の動画に向けて兵庫県の淡河SA(上り)で撮影を行ったり、全国のドライバーさんから写真・動画を提供して貰っています。動画は最終的にトラック5台から10台分の写真・動画を集めて、1本の動画に編集します。
2019年6月19日追記・第二弾の動画がアップされました!
ドライバーは「孤城の王」でありながら、それぞれ絆で繋がっている事が伝わる今回の動画。平松さんの編集により、トラックのアルミパーツの質感が良く表れているとも感じました!
今回の動画にも、早くもドライバーの方などから感想が寄せられています。
AxisLogProject#002のコメント抜粋
- 今回の動画も励みになった
- 勇気づけられた
- 仕事のやる気が出た!
AxisLogProjectまとめ
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動画だとダイレクトに内容が伝わってくるトラー
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今後の動画も楽しみですよね!王様はどう思われましたか?
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わが王国用にも動画を作ってほしいのう。
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私専用のyoutubeチャンネルが欲しいトラ!
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姫は何を発信されるんですか?
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1人で大食い選手権やるトラ!
※トラック王国もトラックに関わる全ての人がハッピーになれるように これからも頑張っていく所存です!
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