トラックメーカー(三菱ふそう・いすゞ・日野ほか)の特徴比較とシェア
公開 : 2016/10/19更新 : 2017/12/25
みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!
今回皆さんにお届けするのは、トラックメーカーの特徴と各トラックメーカーから販売されている車種についてです!有名なメーカーの名前は知ってるけど、特徴の違いは分からない…という方も少なくないと思います。各メーカーの特徴を知って、トラック購入の参考にしてくださいね★
各メーカーの中古トラックはこちらから!
トラックメーカーの特徴
トラックメーカーの解説前に、まず知っておいて頂きたいのが、トラックは車体部分(シャシー)とボディ部分(上物)の2つに分けられるということ。
そして、この2つは別のメーカーで造られることも多いということを!
例えば、いすゞのエルフを例に挙げましょう。
同じエルフでもボディ(上物とも呼ばれる架装・荷台部分)がダンプ仕様のもの、アルミバン仕様のもの、タンクローリー仕様のもの…と色んな種類で分けられますよね。
しかし、その全てをいすゞが製造しているわけではないのです!
いすゞが製造するのは基本的にシャシーのみ。
ボディでも、平ボディやダンプといった主流な形状の製造は行いますが、タンクローリーなどの特殊な形状のものは、架装専門メーカーが製造しているのですよ!
つまりトラックは、いすゞなどのボディメーカーと、架装専門メーカーが力を合わせて、初めて1台を完成させているという仕組みなのですね!!
(特殊形状になるほど、この連携プレイが顕著になるというワケ☆)
トラックメーカー各社の違い・特徴一覧
さて、トラックのボディは、宅配車などに使用されているアルミバンや、土砂を運ぶダンプまで様々な形状があります。
ですが、運転席などを担うシャシーの構造はほぼ同じです!
シャシーは、安全を確保する重要な骨格部分でもありますからね。
車両の心臓となるエンジンや動力伝達装置、舵取り装置などで構成されており、各メーカーが安全性や走行性の向上に日夜励んでいるわけです!
ほとんどの人は、三菱ふそうやいすゞといった有名メーカーは知っていると思いますが、日本には他に何社ぐらいのトラックのボディメーカーがあり各社にどんな特徴があるかはご存じないでしょう…(たぶん)。
そこで! 日本のトラックメーカーの特徴をそれぞれ下記にまとめてみました!
三菱ふそう
三菱ふそうは、三菱自動車工業から2003年1月に分離し、独立をした会社です。
バスやトラックなどの商業用自動車やエンジンの製造をしている会社で、現在ドイツのダイムラーグループ(ベンツ)の傘下に入っています。
三菱ふそうは海外の販売比率が高く、〝アジアを中心としたブランド〟というポジションを確立しています。
メーカーの特徴としては、エンジンのバランスが良く、比較的車体価格が安い点が挙げられるでしょう。
また、親会社のダイムラー製のエンジンは振動や騒音が少ないことから、長距離運転に適していると言った特徴もありますよ。
シートも運転手が快適に過ごせると評判で、そういった理由から長距離メインの大型トラックの運転手さんは、好んで三菱ふそう製の車両を使用する人が多いです。
ダイムラーグループの傘下に入った事で海外への拡大が進んでいるので、世界でのトラックシェア率はトップになっています。
いすゞ
いすゞ自動車は「いすず」と呼ばれることが一般的ですが、正式名は「いすゞ」という踊り字になります。
実は、いすゞ自動車には古い歴史があり、日産、トヨタとともに自動車業界をぐいぐい引っ張っていました。
以前は乗用車の生産を行っていたいすゞですが、現在日本での乗用車事業は撤退。
トラックの製造に集中したことで、国内のトラックメーカーでは収益力がNo.1となっています!
いすゞ自動車の大きな特徴は、ディーゼルエンジンの技術が優れていること。
「エンジンの騒音や振動がストレスにならない」といった声が多いです。
また、新車で買う場合は、値引き幅が大きいのも特徴。
トータルの金額で見れば、比較的安価に抑えられることもあるそうですよ。
そのため、中小企業では「コストパフォーマンスが良い」と言われて、いすゞのトラックは人気ですね。
一方で、ディーラーの拠点が少なく、「故障した時に困る」という声もありますが、ディーゼルエンジンの技術は非常に高く、日本以外にも中国や東南アジア、中東やアフリカなどで高いシェア率を誇っています!
いすゞの国内トラックのシェア率も、小型・大型トラックともにNo.1。
大企業からの信頼も厚く、多くのいすゞトラックが採用されていることからも証明されていますね。
機能面の部分では、D-CORE(ディーコア)と呼ばれるエンジンシリーズと
Smoother(スムーサー)というセミオートマのような機能が有名ですよ!
日野
次に、リリーフランキーさんと堤真一さんが「トントン トントン 日野の2トン♪」でCM出演している日野自動車株式会社!
国産4大トラックメーカーのひとつであり、東京都日野市に本社を置くトラックやバスなどの商業用自動車を製造する会社です。〝日野〟または〝HINO〟で表記されることが多いですね。
また、日野自動車株式会社はトヨタグループの連結子会社でもあります。
高い技術力を誇り、ダカール・ラリーという世界一過酷なモータースポーツ競技である大会にも出場しています。
それほどの力を持っているので、世界中から一目置かれているのです!
国内のトラックメーカーでは初となる、アルゼンチンへの進出で最近も話題になっていました。
そんな日野の特徴は、業界でもトップクラスのエンジン馬力です!
さらに業務で使っていれば避ける事の出来ない、「トラックの故障」が非常に少ない点でも有名です。
ディーラーも数多く、車検やメンテナンスの拠点が多い上にメンテナンス費用も安いという点で、運送業者や配達業者から人気があります。
ただ、車体の費用が高額になる傾向がありますが、性能が非常に良いというところと、すぐに壊れない為の技術に力を入れているので、長期的に見ると安いのかもしれないですね。
インドネシアやタイを中心に海外市場を拡大していて、現在の国内シェアは2位です。
シェア率こそ2位ですが、顧客満足度は大型トラックでも小型トラックでも1位となっています!!
日産
次に日産ですが、日産の代表的なトラックならアトラスが思い浮かぶのではないでしょうか。
実は日産が現在自社で製造しているトラックは存在せず、バネットトラックに関してはマツダボンゴトラックのOEM車、NT450アトラスも三菱ふそうのOEM車です。
その中でアトラスF24は、日産ライトトラック株式会社という、日産とUDトラックスによって設立された会社が開発と製造を行っています。
かつて日産がトラックを製造、販売をしていた会社は日産ディーゼル工業でしたが、現在は日産との資本提携は解消され、UDというスウェーデンのボルボの子会社になっています。
日産UDトラックス
UDトラックス株式会社は、〝ユーディー〟と呼ばれていますね。
国産4大トラックメーカーのひとつで、埼玉県に拠点を置いています。
以前は日産自動車の傘下にあり、当時の社名は日産ディーゼル工業株式会社でした。
2010年に、大型トラック製造メーカーの世界第2位である、スウェーデンのボルボ社の完全子会社になりました。
そこから社名が変更になり、「UDトラックス」に変更になったのです。
UDトラックスの特徴は、エンジン馬力が強いところです。
クラッチも強いので、坂道発進も楽々!
特に重トレーラーに関しては、常にトップクラスのシェア率を誇っているのです。
トラックの内装も高級感があると好評で、アジア圏や中東・中南米からの人気もバツグン。
「尿素SCRシステム」という、排出ガスを低減させる技術を世界で初めて導入したのもUDトラックスで、燃費が良くランニングコストを減らすことが出来ます!
ですが、そのシステムを導入している為に装置分の重量が増加してしまって、積載量が減少してしまうというデメリットもあります。
マツダ
国内よりも欧州の市場を意識した車作りをしているのがマツダです。
高速域でもハンドリング性能が破綻せず、ドイツのアウトバーンを走る人達から高い評価を得ています。
日本では安さを売りにした若干マイナー感があるメーカーですが、欧州での高い人気があります。
運転のしやすさや乗り心地を重視しているドライバーから選ばれているんですね。
以前は、中古での販売価格が低かったのですが、最近ではこの傾向が和らぎつつあります。
トヨタ
最後にトヨタですが、故障が少なく、高い信頼性が評判のメーカーです。
新車で買う場合は、他の国産車に比べて少し高めの車体価格ですが、中古でも高い価値で販売できるためお得かもしれません。
(中古トラック業界でもトヨタ人気は絶大!! 高額買取対象の1つです)
さらに、目に見える部分を豪華に見せるのを得意とするトヨタは、内装の満足度も高くなっています。
サイズ別★人気トラックメーカー車種一覧
トラックメーカー別の特徴をご紹介したところで、次は人気トラックメーカーの車種をご紹介します!
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普段からお使いの車種や、気になっているトラックがあるかチェックしてみてくださいね★
小型(2t)トラック
まず始めに、小型トラックからご紹介していきます!
「小型トラックって、小さいって事は分かるけど具体的にはどうなん?」と疑問をお持ちの方がいるかもしれませんね。
小型トラックとは、車体の大きさが大型自動車や中型自動車に該当しない、一般的に積載量が2トン前後のトラックの名称です。
では、実際にどんなトラックがあるのか見ていきましょう★
三菱ふそう:キャンター
キャンターは、三菱ふそうトラック・バス株式会社が製造と販売を行っている小型トラックです。
積載量が1.2t~1.5tのキャンターガッツと、1.75t~最大4.8tまでのキャンターがあります。
三菱ふそうの中で、唯一欧州で販売されているトラックなのです。
三菱ふそう:キャンターガッツ
キャンターガッツは、キャンターと同じく三菱ふそうトラック・バス株式会社が製造、販売しているキャブオーバー型の小型トラックです。
積載は1.2tから1.5tまでで、以前は〝キャンター15〟という名称でしたが、1987年に名称変更してキャンターガッツになりました。
いすゞ:エルフ
エルフは、いすゞ自動車株式会社が製造、販売している小型または中型のトラックです。
エルフは、〝毎日の仕事に役立つ「満足」を。〟という製造時のコンセプトがあります。
日野:デュトロ
デュトロは、積載が2t~3t積の、日野自動車株式会社が製造、販売している小型及び普通トラックです。
〝スマートで使いやすく、仕事の出来る車〟をコンセプトにして、21世紀の物流に最も適した車を目指しています!
日産:アトラス
アトラスは、日産自動車株式会社から販売されている小型、中型のトラックです。
アトラスの名前の由来はギリシャ神話から来ていて、〝地球を双肩に担ぐ大力無双の巨人、アトラス(ATLAS)〟が元なんだそうです。
かっこいいですね!
日産UD:コンドル
コンドルは、UDトラックス株式会社(旧社名は、日産ディーゼル工業、日産UDと言います)が製造、販売している中型、小型のトラックです。
ユーザーのニーズに応えて進化し続けているコンドルは、徹底的に技術の追及をしていて、キャブ設計や燃費性能、動力、環境性能まで、ユーザーの快適性と安全性の向上を実現しています!
日産UD:カゼット
カゼットは、コンドルと同じくUDトラックス株式会社(旧社名は、日産ディーゼル工業、日産UDと言います)が販売している小型トラックです。
小型、中型トラックとして以前に販売されていたコンドルの後継車として誕生しました。
まだ、中古マーケットには登場してきてませんが、近いうちにラインナップされることでしょう!
期待していてくださいね★
中型(4t)トラック
小型トラックのご紹介が済んだところで、次は中型に行きましょう!
中型自動車とは、道路交通法における区分のひとつで、車両総重量が5,000 kg以上、11,000 kg未満、最大積載量が3,000 kg以上、6,500 kg未満、乗車定員が11人以上29人以下の車の事を言います。
具体的には、4トントラック、マイクロバスがこの区分に当てはまります!
三菱ふそう:ファイター
中型トラックファイターを生産、販売しているのは三菱ふそうトラック・バス株式会社です。
キャブのバリエーションとして、ベッドレスショートキャブのファイターNXとフルキャブのファイターの2車種があり、それぞれの車種で4輪駆動車、大型仕様(通称増トン)車も揃っています。
三菱ふそう:ファイターミニヨン
ファイターミニヨンは、ファイターと同じメーカーである三菱ふそうトラック・バス株式会社で製造、販売されている4tクラスの中型トラックです。
特徴としては、ファイターのシャシーにキャンターのキャブを搭載していて、ファイター、ファイターNXよりも価格が安く設定されている為、自家用やレンタル車としての登録が多い車種となっています。
いすゞ:フォワード
フォワードは、いすゞ自動車株式会社が製造と販売を行っている中型トラックです。
〝運行形態に合わせた最適を〟をコンセプトにして作られています。
ちなみに車名であるフォワードは、前進する、促進するという意味があり、これによって車種構成の豊富さや仕事の発展が願われているんだそうです。
いすゞ:フォワードジャストン
フォワードジャストンは、いすゞ自動車株式会社が製造と販売をする4tクラスの小型、中型トラックです。
フォワードジャストンの特徴は、フォワードのシャシーにエルフのキャブを載せている点。
セミキャブオーバーのSキャブである、フォワードSを1986年にフルモデルチェンジする形で登場しました。
このフルモデルチェンジは、なんと16年ぶりだったそうです!
日野:レンジャー
レンジャーは、日野自動車株式会社から製造と販売がされている中型トラックです。
レンジャーの特徴は何と言っても幅広いバリエーションで、車両総重量8t~20tクラスまであるんです★
日産UD:コンドル
小型トラックでも登場した日産コンドルですが、1975年に製造、販売が開始してから以降、マイナーチェンジを何回か繰り返しています。
そして2002年に世界初のキャパシタハイブリッドトラックを追加し、翌年2003年にはなんと省エネ大賞において最高賞となる経済産業大臣賞を受賞したのです! すごい!!
増トン(増t)トラック
次に増トン車に行きましょう。
「増トン車ってなに?」と思われる方の為に簡単に説明すると、中型トラックの積載量を増やしたトラックのことなんです。
中型トラックの一般的な積載量は4tなのですが、その4tトラックを基にして、車軸やフレームを強化させて6.5tや8tに積載量を増やしたトラックの事を増トン車というのです。
ただし、車両総重量が8tを越えたり、または最大積載量が5t以上になると大型免許が必要となってくるので注意!
とはいえ、大型車より値段が安くなるのは魅力的です★
三菱ふそう:ファイター
中型トラックで登場したファイターですが、FKシリーズの中型トラックがフルモデルチェンジする時に、ファイターと名付けられ誕生したのが始まりです。
安全、経済、環境という3つのコンセプトから生まれました。
2005年に全ての性能のニーズを把握した上で、高い次元のバランスを実現させるため、新生三菱ふそう及び、トラック販売の世界最大手であるダイムラー社との協業の第一モデルとして新型ファイターが製造、販売されました。
現在もマイナーチェンジを行っています★
いすゞ:フォワード
いすゞのフォワードは、1966年から長く愛されている車種。
長年で得た信頼を基に、〝新排出ガス基準時代の省エネ車(クラス初・重量車燃費基準達成)〟、〝新中型免許最適車(車両総重量11tの開発)〟、〝セーフティ・セキュリティシステム(スムーサーFXを新規開発)〟という3つの価値基準を確立しました。
また、コンセプトとしてSEE GLOBAL(シー・グローバル)を掲げ、安全性、経済性、環境性能をグローバルな視点で追求し、世界市場を目指した造りとなっています。
日野:レンジャー
レンジャーは初登場した1964年から長くユーザーに愛されて来ました。
呼び名が何回か変わっており、1980年のモデルを風のレンジャー、1989年のモデルをクルージングレンジャー、1994年のモデルをライジングレンジャー、1999年のモデルをスペースレンジャー、2001年のモデルをレンジャープロと呼びます。
2004年からサブネームを使用しない、日野レンジャーという呼び名になりました。
日産UD:コンドル
またまた登場のコンドルですが、中型のコンドルは、2010年製造の4代目より、日産大型トラックのコンドルとキャブの大部分の部品を共有しました。
コンドルは、FLENDS(フレンズ)と呼ばれる尿素SCRシステムを初めて採用して、NOxを低減すると同時にポスト新長期排気ガス規制に適合させています。
大型(10t)トラック
いよいよ最後に大型トラックです!
大型自動車とは、自動車の区分のひとつで、車両総重量11,000kg以上、最大積載量6,500kg以上、または乗車定員30人以上の四輪車の事を言います。
大型自動車第一種免許(大型免許)、大型自動車第二種免許(大型第二種免許)の運転免許でのみ運転することが出来る車体です。
三菱ふそう:グレート
ザ・グレートは、後継車となる三菱ふそうのスーパーグレートが発売されるまで、三菱ふそうトラック・バス株式会社が製造、販売をしていた大型トラックです。
三菱ふそう:スーパーグレート
スーパーグレートは、先述したザ・グレートの後継車として1996年に登場しました。
ザ・グレートと同じく三菱ふそうトラック・バス株式会社から製造、販売がされている10tクラスの大型トラックになります。
環境に応える走りや燃費が良い走り、さらには快適さを生む走りなど、走りのグレートバランスを実現している車種です。
いすゞ:ギガ
ギガは、1994年に810シリーズの後継機として登場しました。
トラックメーカーはいすゞ自動車株式会社になります。
実はいすゞのギガは、海外ではトラクタ系はEシリーズ、単車系はCシリーズとして販売されているんです。
日野:プロフィア
プロフィアは、日野自動車株式会社が製造と販売をしている10tクラスの大型トラックです。
誕生の経緯としては、1992年に大型トラックであるスーパードルフィンがスーパードルフィンプロフィアにフルモデルチェンジし、さらに2003年のフルモデルチェンジの時にサブネームだった〝プロフィア〟が車両名へ変更されたという流れになります。

【関連記事】新型プロフィア・スーパーグレート・クオンの特徴
日野:ドルフィン
スーパードルフィンは、過去に日野自動車株式会社から製造、販売されていた10tクラスの大型トラックです。
現在では大型トラックだと当たり前になったハイルーフキャビンを搭載した車種でもあります。
1981年にKF/ZM系(全車系に共通の名前はないみたいです)の後継車として生まれたのがこのスーパードルフィンです。
日産UD:ビッグサム
ビッグサムは、UDトラックス株式会社(旧社名は、日産ディーゼル工業、日産UDと言います)が生産、販売を行っていた10tクラスの大型トラックです。
このビッグサムですが、韓国の自動車メーカーである、ルノーサムスンでも同じ名前のトラックが生産されていました。
日産UD:クオン
クオンは、UDトラックス株式会社(旧社名は、日産ディーゼル工業、日産UDと言います)が2004年から販売している大型トラックです。
2005年まで同社で生産されていた、ビッグサムの後継車として販売されました。
トラックメーカー日本と海外の違い
小型トラックから大型トラックまで、メーカー別、車種別でご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
今回のメーカー別の紹介は国内メーカーのみだったのですが、その中で何回か海外メーカーの話も出ましたね。
海外と国内だと道路事情も違うので、トラックの形が違うのは勿論、人気も違ってきます。
日本ではあまり海外のトラックは走っていませんが、折角なので国内メーカーの特徴のまとめと、海外メーカーについてもお話ししちゃいます★
日本(国産)のトラックメーカー
さて、日本のトラックメーカーと言えば、先の項目でもお話ししたように三菱ふそう、いすゞ、日野、日産、日産UD、マツダ、トヨタ。
その中でも、三菱ふそう、いすゞ、日野、日産UDが国内4大メーカーと言われています。
各メーカーの特徴はそれぞれに異なっていて、性能の
良さ、値段の安さ、運転の快適性と比べればきりがありません。
■トラックメーカーの特徴■ | ||
---|---|---|
性能の良さ | 値段の安さ | 運転の快適性 |
そのため、どの部分に重点を置くかを決めておき、自分にあったトラックメーカーの車種を購入するのが良いと思います★
特徴に違いはあっても、どのメーカーも大手ですし、基本性能は保証されているので「どこが良いのか決められない!」という方は、色んな車種を運転してみるのが良いかも知れませんね。
海外(外資)のトラックメーカー
海外のトラックメーカーと言えばベンツやボルボ!
日本ではあまり見かけませんが、世界的に見るとベンツがトラック販売の最大手なんです。
ベンツといえばイメージされるのは大体高級車なのですが、ベンツの歴史を見てみると、昔は乗用車の需要は少なく、創業時からトラックやバスの分野での活躍が多かったみたいです。
メルセデス・ベンツとして1926年にスタートしたベンツは、合併を繰り返して社名を変更しながら、現在はダイムラー傘下のメルセデス・ベンツとして乗用車と商用車両方の製造、販売を行っています。

【関連記事】メルセデス・ベンツ・アクトロスの価格や寸法、ダイムラー社の話
ちなみに、国内トラックメーカーのいすゞ自動車は、日本では有名なメーカーですが、一般的な認知度としては今一つ…という部分もあります。
でも、世界的に見ればいすゞは、トラック分野ではベンツと並ぶトラックメーカーとしての地位を確立しています。
その背景として、いすゞは販売数でベンツを始めとする他社を退け、度々世界一の座についているという点があります。
日本のメーカーが世界一になっていると嬉しいですよね★
お得な国内メーカーウイング車、コチラで全部チェックできます!
トラックメーカーまとめ
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日本国内のトラックメーカーの特徴について、これでばっちりですね。
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それぞれに良いところがあって、どのメーカーも素敵で決められないトラー!!
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自分に合った良いところを持っているメーカーを見極めないといかんのぉ!
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まるでお見合いみたいトラー。なんだかお見合いがしたくなってきたトラ。
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ひっ、姫にはまだ早いぞぅ(動揺)
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