コンテナを物置として使うメリット・デメリット、よくある疑問
公開 : 2024/01/26更新 : 2024/06/13
みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!
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コンテナとは?
コンテナとは、荷物を保管したり、商品を運ぶために用いられるアルミ製の箱・大きなスペースのことを言います。トラックの荷台部分が、コンテナになっている車両を見たことがあるのではないでしょうか?銀色の大きなアルミ製の箱で覆われており、トラックの荷台だけでなく、倉庫などとして活用されることがあるのがトラックコンテナです。
トラックには、コンテナ専用車も存在するのです。大量の荷物、商品を一時的に保管しておく場合、あるいは資材や機器などを保管しておく場合、かなり広いスペースを確保する必要があります。そんなときに役立つのがトラックコンテナです。
トラック会社などはもちろんですが、個人でもある程度の規模のスペースが必要というケースも多くあるでしょう。その場合には、コンテナが最適と言えます。コンテナを物置として活用することにより、大量の荷物、商品を置いておくことができるのです。荷物の置き場や趣味のために使用するスペースとしてなど様々な用途があります。
コンテナの後方にある扉には、2枚観音開きや3枚観音開き、または跳上シャッターなどがあります。荷台横の扉には、片側観音開きや片側スライドなどもあります。工場などで使用される商品を入れるための小さいケースのことをコンテナと呼ぶことがありますが、コンテナと言えば基本的にはトラックコンテナのことを言います。
コンテナを物置として使うメリット
耐久性が高い
コンテナを物置として使うメリット1つ目は、「耐久性が高い」ということです。非常に耐久性に優れていることから、物置として使うのに最適と言えます。アルミ製ということもあって非常に丈夫ですし、長期的に使うのにおすすめです。酸化することはありますが、しっかりとメンテナンスを行えばサビに強くて劣化しにくいので、コンテナは物置として利用するのにマッチしているのです。
販売価格が比較的安い
コンテナを物置として使うメリット2つ目は、「販売価格が比較的安い」ということです。6畳サイズで販売されているコンテナだと、だいたい50万円~80万円ほど販売されているものが多いのです。場合によってはもっと安く入手することも可能なことから、コストパフォーマンスという点でも魅力があります。
ただし、コンテナは送料が別途かかるために、そこは考慮する必要性があるでしょう。それでも、販売価格が比較的安く入手しやすいというメリットがあることから、購入するのがそこまで大変ではないと言えます。
加工しやすい
コンテナを物置として使うメリット3つ目は、「加工しやすい」ということです。トラックコンテナだと、自分自身で好きなように自由にカスタマイズすることが可能なことから、DIYが好きという方にもピッタリでしょう。
引き戸や窓をつける、防音加工をすることもできます。さらに換気扇、あるいはエアコンをつけることもできるので、そこもコンテナの大きなメリットでしょう。冷凍庫や冷蔵庫にすることも可能なので、カスタマイズ好きな人には最適です。
おしゃれな雰囲気を演出しやすい
コンテナを物置として使うメリット4つ目は、「おしゃれな雰囲気を演出しやすい」ということです。車をよくカスタマイズするという方だと、おしゃれな雰囲気を演出したいという風に考えることが多くあるでしょう。
ディスプレイやカフェ風、居住空間にするなど、さまざまな演出を手掛けることができます。楽しみながらコンテナを活用することが可能なため、カスタマイズに興味があるという方に良いのではないでしょうか。
コンテナを物置として使うデメリット
建築確認申請が通らないことがある
コンテナを物置として使うデメリット1つ目は、「建築確認申請が通らないことがある」ということです。どういうことかと言うと、地方自治体によって建築確認申請が必要なケースがあることから、場合によっては建築確認が通らないのです。
そのことから、住んでいる地域では建築確認が必要かどうかをしっかりチェックしておくことが大切になります。せっかくアレンジしたのに申請が通らないとなると悲しいですよね。そうならないためにも事前チェックが必須です。
送料が高くつく場合がある
コンテナを物置として使うデメリット2つ目は、「送料が高くつく場合がある」ということです。コンテナは本体代金だけでなく送料もかかるのです。北海道や沖縄など離島にお住まいの方の場合だと、それだけ送料が高くなる可能性があります。
陸送できるならば良いのですが、船便でしか運べない場合だと、非常に高額となることも考えられるのです。そのことから、送料の面で負担となることも考えられるのがデメリットとなるでしょう。コンテナ自体は比較的安く購入できたとしても、送料で同じくらいかかるというケースも0ではないのです。
コンテナを物置として使う際のよくある疑問
建築確認申請が不要なケースは?
建築確認申請が不要なケースは、次の2つのパターンです。
1. 延床面積が10㎡以下で建築物に認められる場合
床面積が10㎡以下の建築物であれば、一定の条件を満たすことで建築確認が不要となります。コンテナ、ユニットハウスの場合でも、10㎡以下であれば、条件を満たせば建築確認が不要となるのです。10㎡で十分という方だと、うまく活用することができるでしょう。
防火地域、あるいは準防火地域外であること、母屋との合計床面積に制限があるといった条件を満たしている場合に限り、建築確認が不要となります。基本的に建築物に該当しない限り建築確認は不要であることから、常時スムーズに移動できるトラックコンテナだと当てはまらないのです。
国土交通省は、「常時容易に移動できないコンテナは建築物に該当する」と言っています。そのために、常時スムーズに移動可能なトラックコンテナであれば、これに該当しないので申請が不要となるのです。
2. 都市計画区域外の4号建築物である場合
コンテナやユニットハウスといった類ならば、4号建築物に該当します。そのことから、建築確認申請が不要になるのです。仮に都市計画区域内であったとしても、建築確認不要で建築物を設置できるケースもあります。床面積が10㎡以下、防火地域、準防火地域以外など、一定の条件を満たせば問題ないのです。
密集地以外だと、小規模な倉庫あるいは、物置、離れなどは建築確認不要で設置することが可能となります。これらの2パターンを知っておくことで、あなたも賢くトラックコンテナを有効活用することができるのではないでしょうか。
固定資産税はかかる?
コンテナは固定資産税はかかるの?と心配している方も多いでしょう。基本的には、いつでもすぐに移動できる場合は固定資産税はかかりません。トラックコンテナだとコンテナ部分だけを外して地面に置けば固定資産税がかかるケースがありますが、タイヤがついていていつでも動かすことが可能な場合や、何点かにブロックが配置されていてその上にコンテナが置いてある場合だと、固定資産税がかかりません。
そのことから、基本的にスムーズに移動できる状態だと固定資産税はかからないと考えておいて良いです。荷物の保管場所としても利便性が高いコンテナですが、うまく固定資産税がかからないように活用するのも賢いやり方ではないでしょうか。
物置以外の主な用途は?
トラックコンテナの物置以外の主な用途として、次のような活用法があります。
1.ガレージ
主な活用法1つ目が、「ガレージ」です。タイヤの保管場所、資材置き場、バイク置き場などとして活用されるのがガレージです。そんなガレージとしてコンテナを活用することも多くあります。大量のスペースを確保できることから、たくさんの荷物を置く場所として最適なため、ガレージとして活用される場合も珍しくないのがコンテナなのです。食料品や農芸用品なども一時的に保管することが可能なため、重宝されています。
2.趣味
主な活用法2つ目が、「趣味」です。コンテナは幅広く活用することができることから、個人的な趣味としてコンテナをカスタマイズして使用する方も多いです。 書斎風にしたり、カフェ風にしたりとさまざまな活用法ができます。ディスプレイとしてご自身の好きなものを飾ることも可能なため、いろいろなアレンジが楽しめるのがコンテナの特徴です。趣味をしっかりと活かしたいという場合には、コンテナをアレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。
3.コンテナハウス
主な活用法3つ目が、「コンテナハウス」です。住居としても活用することが可能なコンテナは、世界中でコンテナハウスとして活用されています。通常の一軒家よりもかなり安く住むことができますし、耐久性にも優れているので自然災害時もかなり安心と言えます。
建築確認申請や固定資産税が苦にならないという人であれば、コンテナハウスとして使用するのも良いのではないでしょうか。そうすることで、自由度がとても高く安値で居住空間を作ることが可能です。海外では、コンテナハウスは非常に注目されていることから、コンテナハウスで生活する方々も増えています。ワクワクするような暮らしができるように、コンテナハウスを検討するのも手となります。もし、買い替えをしたい場合には、コンテナを売却するのもおすすめです。
まとめ
ここまでコンテナとは何か、コンテナを物置を使用することでのメリット・デメリット、そしてよくある質問について解説してきました。非常に利便性に優れているコンテナ付きのトラックは、物置としても重宝できるほどです。
中が広く大きくてスペースを有効活用することが可能なために、物置として使用することでさまざまなメリットを感じられるでしょう。コンテナを物置として使用する場合のメリットとデメリットを知っておき、あなたもコンテナを有効活用できるようにしてください。そんなコンテナですが時間が経って使用しなくなり、売却しようか検討している方もいるでしょう。
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