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Nシステム大解説!オービスとの違いは?目的は捜査や取り締まり?ドライバー必読!

全国展子

みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!

今回はNシステム(n system・nシステム)について!「Nシステムって?」「何のために使われているの?」といった基本的な事から、よく似ているオービスとの違いから、光り方までを説明!読み終わったらNシステムのすべてが分かる!?

Nシステム
[最終更新日]2017年12月25日
※初版は2017年01月10日に公開されました。

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レッスン1

Nシステムとは[何のためにある?]

みなさんはNシステムというものをご存知でしょうか?

知らなくて調べていたら辿り着いた方も、知っているけどもっと詳しく知りたくて訪れた方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは基本的なところから解説しましょう!

Nシステムとは、自動車ナンバー自動読取装置のこと。
都道府県によって名称が違っていて、車両捜査支援システム、初動捜査支援システム、車両ナンバー捜査支援システム、緊急配備支援システムなど色々な名前で呼ばれることがあります。

見た目はオービスに似ているのですがその機能は全く別。
スピードの測定を目的としたオービスに対し、ナンバープレートの読み取りを目的とした機械がNシステムです。

目的の違い

なので、Nシステムの装置の下でスピードを出して走っていても、写真を撮られてスピード違反で捕まるということはないんです。

しかし、装置の付近に白バイ警官が待ち受けていることもあるので、スピードは守ってくださいね!

ちなみにNシステムの名前は、Numberの頭文字から来ています。

2015年の時点で、全国に1690台のNシステムが設置されていて、そのうち1511台は警察庁の設置です。(残りは都道府県の設置)

全国展子

Nシステムの詳しい仕組みについて、次の項目で説明していきますね!

Nシステムの仕組み

それでは、Nシステムの仕組みについてお話していきましょう!

Nシステムの仕組み

Nシステムは走行中の車のナンバープレートを自動で読み取る機械で、手配中の車のナンバーと照合させることが可能です。

科学警察研究所とNECが合同で開発したもので、1987年に東京都江戸川区新堀の国道14号に実用第1号が設置されたのが始めでした。

設置の目的としては、現場から逃走した容疑者車両の追跡や盗難車両発見などで、速やかに犯人を検挙するために整備されました。

このNシステムのすごいところは、通過した車は自動ですべて記録されている点!

警察の手配車両リストとの照会を自動的におこない、手配車両だと判明すると車種や所有者、さらにメーカーなども自動的に割り出されるところです。

その情報は関係部署に伝達され、犯罪捜査の大きな手がかりとなることも少なくないのです!

また、交通事故の目撃者を探すため、同時間に事故現場を走行していた車両を確認し、問い合わせるのにも活用されているそうです。

展子が昔愛読していた少年漫画の中に、派出所のお巡りさんが活躍するものがあったのですが、逃走した犯人の居場所を探すのに駐車場に設置されたNシステムを利用する場面があったんですよぉーーっ!

ナンバーを読み取って車の動きを把握し、逃げた犯人を素早く捕まえる!とってもかっこいいですよね★

レーダー探知機で反応

レーダー

みなさんは、オービスがレーダーに探知されているのはご存知ですか?
進行方向にオービスがあるとあらかじめ教えてくれるのですが、実はNシステムも同じように探知されることがあります。

Nシステムは、オービスの電波であるX/Kバンドとは違う、独自の電波を発しています。

そのため、Nシステムに対応したレーダー探知なら反応はするのです。

Nシステムはオービスとは違って、速度違反を取り締まられているわけではないので、探知するのに何の意味があるのかと言う声もありますが、見た目がオービスに似ているので、間違えないようにという意味合いがあるのでしょう。

もしオービスと勘違いして、速度を落とそうと急ブレーキを踏むと危ないですし、他の車両が同じく急ブレーキを踏む可能性もなくはないので、その辺も全部含めて気を付けてという事でしょうね。

ちなみに、現在販売されているレーダー探知機の大半は、Nシステムの検知も可能になっています。

そんなNシステムが与える影響をまとめると、このようになります!

■Nシステムのメリット・デメリット

メリット
事件解決に役立つ、普段は気にしなくて良い
デメリット
プライバシー侵害にもなりえる

Nシステムが活躍するのは主に犯罪の捜査の時なので、普段の生活ではそんなに気にしなくてもOKです。

レッスン2

Nシステムとオービスの違いについて[使用目的・種類]

先程の項目では、Nシステムとはなんなのかと、Nシステムの仕組みについて説明してきましたが、次はオービスとはどういうものなのかというお話をしていきたいと思います。

それと併せて、Nシステムとオービスは一体どう違うのかを比べていっちゃいますね!

この2つの機械はそもそもの使用目的が違うのですが、それだけではなく性能の違いの部分も一緒に見ていきましょう。

これを読めばオービスもNシステムもバッチリになること間違いなし!?それではいきましょう★

オービスとは

まずはオービスについて説明していきますね。

オービスとは、道路を走る車の速度違反などの取り締まりを自動的に行う装置の事。
正式名称は、自動速度違反取締装置といいます。

Nシステムもそうでしたが、そのままで分かりやすいネーミングですね!

オービスの主な設置箇所としては、主要幹線道路高速道路があり、制限速度を大幅に超えて走っている車を検知してその速度を記録します。

法定速度違反は、同じ違反でも何キロオーバーしたかによって青キップなのか赤キップなのかが変わってくるのですが、オービスで取り締まりをしているのは赤キップレベルの速度超過になります。

みなさんご存知だとは思いますが、赤キップを切られた場合、その違反は前科になります。

オービスでの撮影は赤いストロボが発光し、ナンバープレートや運転者を撮影、記録しています。

ちなみに、取り締まりの対象とする車の超過速度の設定は調整する事が可能なんだそうです。

オービスの種類

続いてオービスの種類について説明しちゃいます!

(Nシステムとの違いは、そのあとにくわし~く解説★)

オービスは種類によって、カメラ等の取り付け位置や形状が違っているんです。
種類は次の5種類になります!

■オービスの種類

1:レーダー式
ドップラー・レーダーを利用しているオービスで、車両に対して電波を照射し、反射した電波の周波数から速度を計算しています。
雨天の時や車間距離が近い場合は、反射波がうまく受信されずに誤測定のケースも。
一番長く活用されてきたオービスで、みなさんがイメージされるのは大半がこのタイプなのではないでしょうか。
2:ループコイル式
レーダー式とほぼ同じ時期に運用されていたのがこのループコイル式で、道路の下にループコイルを埋め込んでいます。
設置の間隔は、6.9mの間隔で3個となっていて、車両が通過した時間とその距離から速度を割り出しているんです。
レーダー式に比べて精度が高く、赤外線を搭載したデジタルカメラを採用。
24時間撮影されるようになっていますが、積雪で磁気が遮蔽されてうまく撮影されない場合があるので雪が多い地域では、あまり設置されていません。
3:Hシステム
Hシステム取締機レーダーによる測定を行うもので、白い板状の機器からレーダーが出て、下を通った車の速度を測り、脇に設置されたカメラで違反車両の画像を撮影する仕組みになっています。
撮影されたデータは通信回線で管理センターに伝送されます。
今現在、最も多く設置されているのがこのタイプのオービスなんですよ!
4:LHシステム
1994年から登場したLHシステムは、上述したHシステムと同じシステムが採用されていて、速度検知に使用される機器がループコイル式に変更されています。
ループコイル式Hシステムという事ですね!
レーダー式と何が違うかと言うと、速度検知の時にレーダー照射が行われないので、レーダー探知機では判別することが出来ず、確実で正確にスピード違反を見抜く事が可能なのです!
5:光電管式
光電管式は、ループコイルの代わりに光源と光電管装置を設置して、車が通過する時間を測定しています。
主に移動式の取り締まりなどで多く使われています。
レーダー式と何が違うかと言うと、速度検知の時にレーダー照射が行われないので、レーダー探知機では判別することが出来ず、確実で正確にスピード違反を見抜く事が可能なのです!移動式は、大体ワンボックスタイプのワゴン車などにカメラ装置やスピード計測機が搭載されていて、場所を移動して撮影する事が可能になっています。

Nシステムとオービスの違い

オービスについて分かったところで、いよいよオービスとNシステムの違いについてお話しますね!

まず、Nシステムとオービスはそもそもの使用用途が違います。

■Nシステムとオービスの使用用途の違い

・Nシステム
犯罪捜査を行うための機能を持った装置
・オービス
速度違反を取り締まる為に使われる装置

スピード違反をした車の取り締まりだけの為に使われているオービスに対し、Nシステムは車を使った犯罪すべてを捜査するために使用されます。

ちなみにNシステムを設置した目的としては、次の3点があります。

■Nシステム設置の目的

・車を使った犯罪が行われた時に、検問などの交通渋滞を回避する
・逃走した犯人の車を素早く特定して、犯人を捕まえる
・犯罪を抑制する

さらに!重大な犯罪が発生した時などは、不審な車を洗い出すのにも使われています。

検問

次に違う点は撮影条件です。

■Nシステムとオービスの撮影条件の違い

・Nシステム
通過する車をすべて撮影
・オービス
速度違反をしない限り、撮影はされない

そしてそして!撮影時の光り方にも違いが!!

■Nシステムとオービスの光り方の違い

・Nシステム
ストロボがないので光らない
・オービス
撮影時にフラッシュがたかれるので光る

オービスのフラッシュの色は赤色が多いみたいなのですが、中には白もありますよ。

トラック姫

Nシステムはフラッシュをたかなくても写真が撮れるトラ?

全国展子

はい、実はNシステムは赤外線カメラを使用しているので、人間の目には見えないのですがドライブレコーダーなどには映るんですよ…!

レッスン3

オービスとNシステムの見分け方[特徴の違い]

見た目がとっても似ているNシステムとオービスですが、見分ける方法はないのでしょうか?

実はこの2つを見分けることは可能なんです!

Nシステムはカメラのような装置がついているだけなのですが、オービスはストロボのような白い板が中央に設置されているものが多いんです。
たとえ白い板のようなものがない場合でも、オービスは撮影装置自体が比較的大型になっています。

撮影装置の横にパトライト(緊急車両などに装備されるライト)が付いているのがオービス、ないのがNシステムという見分け方もあります。

オービスのタイプは案外少ないので、Nシステムとの違いよりもオービスのタイプを知った方が見分けられるかもしれないですね。

そしてもう一つ。オービスの設置されている道路には、その設置箇所から約1km~3km前に、自動速度取締路線などの表記でオービスを設置していることを警告する標識が付けられているんです。
さらに、カメラの直前の路面に撮影位置を表す白線が引かれているので、そういった違いでも見分けることが出来ますよ★

違い

ちなみに警告の標識は固定式オービスに関してのみ。

いつどこで行われているかわからない移動式には当てはまらないので注意してくださいね。

レッスン4

Nシステムだからといって安心してはいけない[法定速度は守りましょう]

Nシステムの使用用途や、オービスとの見分け方などをご紹介してきました。

もしかして、「Nシステムはオービスと違ってスピードを出しすぎても捕まらないんだ。安心」なんて考えてる方はいないですか?

確かにNシステムは、スピード違反を取り締まるための装置ではありませんが、だからと言って安心するのはだめですよ。

Nシステムの性質を知っている人の中には、「オービスではないので手前で減速する必要ないや」「スピード違反で通過しても捕まらないし!」と思って乱暴な運転をしている方も居るようですが、実は意外な落とし穴があるんです。

例えば、高速道路でNシステムを通過した後、その数キロ先で覆面パトカーが待ち構えていたり、パトカーが現れる場合もあるんだとか…!!

パトカー

さらに、オービスが設置されている速度自動取締機設置路線内にNシステムが設置されている事もあります。
オービス設置の警告の標識を見て減速していた車が、Nシステムをオービスと勘違いして通過した後にスピードを上げて、本物のオービスにひっかかったなんてケースもあるんだそうです。

そもそも法定速度を守って走っていれば、何も問題ないので、設置されているのがオービスにしろNシステムにしろ、交通ルールを守って安全に運転しましょうね

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レッスン5

Nシステムについてのまとめ

全国展子

Nシステムについて、たっぷりお届けしましたがいかがでしたか?

トラック姫

パタパタ…パタパタ

トラック王

なんじゃ姫、化粧直しなんぞして。

トラック姫

Nシステムで綺麗に映る為にお化粧を念入りにしてるトラ★スカウトが来たらどうしようトラー。

トラック王

撮影会かなにかと勘違いしとらんか?

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