【トラック王国】ジャーナル!

トラック仕事を充実させたい! 『トラック王国ジャーナル』は、全国のドライバーへ捧ぐ、 トラック・バス・重機の最前線メディアです!!

増トントラックとは?増トン車の積載量・必要免許・メリット・デメリット

全国展子

みなさん、こんにちは! トラック王国の展示場スタッフ、全国 展子(ぜんこく てんこ)と申します!

「増t(トン)トントラック」とはどのようなトラックなのかをご存じでしょうか?今回の内容は、増t(トン)トラックの特徴と積載量、車種ごとの寸法比較や免許、メリット・デメリットについて完全解説!これを読めば、全知識を知ることができちゃいますよ★

増トン
[最終更新日]2017年12月26日
※初版は2016年12月09日に公開されました。

中古の増トントラックの車両確認・購入はコチラから!

レッスン1

増t(トン)トラックの仕様とは?[特徴・サイズ]

皆様は「増トントラック(増トン車)」をご存じでしょうか?

増トントラック

これは通常のトラックよりも、「積載量を増やした」トラックのこと!

各メーカーは、6.5トンや8トンといった積載量のトラックを製造しており、それらが「増トントラック」「増トン車」と呼ばれているワケなんです!
(便宜上、6トン車 8トン車と表すケースもありますが☆)

中型4トントラックは4トン前後の積載量が多くなっていますが、「少し物足りない!」「もうちょっと積載が欲しい!」と思っているトラックドライバーさんもいます。

では、「大型トラックを購入すればいいじゃん」という話になると思うのですが、大型トラックは、費用はもちろんのこと維持費も高め。
経済性と稼働率のバランスが合わないケースも出てきます…。

そこで!
そんなドライバーさんのお悩みを解消すべく中型と大型の間をとった増トントラックが生まれたというわけです☆

増トントラックとは

ご参考までに、『トラック王国』の増トントラックページも見てみると楽しいでしょう☆ たくさんの写真付きで車両を比較できるので、実物をイメージできますよ!

『トラック王国』増トントラックの一覧ページ!

ちなみに、ココで豆知識をひとつ☆
よく、「中型トラックと増トントラックは見分けがつきにくい」と言われていますが、実はポイントがあるんです!

それは…、ナットの数!

中型トラックは6穴メインなのに対し、増トントラックは8穴がメインになっています!!
(※たまに、大きめの増トンだと10穴ってこともありますが☆)

増トン

こんな目線から、増トントラックをチェックしてみるのも楽しいですよ。

全国展子

そこで今回は、増トントラックの特徴や車種別の寸法について、ご紹介していきます★

増t(トン)トラックの特徴

続いてご紹介するのが、増トントラックの特徴について!

増トントラックは、中型トラックの積載量を増やしたトラックのことですが、どのように重量を増やしているかをご存じでしょうか?

この増やし方は中型の4トントラックをベースとし、車軸やフレームを強化することにより車両重量が増え、6.5トンや8トンまでの積載を可能にしているんです。

最近では日々需要が高まっているため、トラック販売市場でのラインナップも増加傾向にあります。

全国展子

また、増トン車には「どんな種類があるの?」と疑問に思った方も、いるのではないでしょうか?

トラック姫

気になるトラー!!

実は、10トントラックの増トン車も過去には存在していましたが、いまはほとんどありません。なぜなら、大型トラックは道路交通法で最大総重量25トンと定められているのですが、その規定を超える恐れがあるので、増トンで積載量を増やすことができなくなったのです。

このため、増トントラックは中型というのが定着しているのです。

レッスン2

増t(トン)トラックの目安寸法[増トントラックの定義]

増トントラックの特徴について触れたところで、次は寸法について!

トラックの寸法

ちなみに、一般的な4トントラックからの増トントラックの定義は、以下のようになります。

4トントラックを基にした増トントラックの定義
車両総重量 8~11トン未満
最大積載量 5~6.5トン未満

これらの定義に該当するトラックは、中型のワイドロングと同等程度であると考えて良いと思います。

通常のトラックと比較した場合、最大積載量はもちろんですがタイヤの大きさが異なります。

また、4トントラックであると最大積載量が4トン以下になる場合があるのに対し、増トントラックの場合だと最大積載量を十分活用できると言った点が挙げられます!

世間では増加傾向にある増トントラックですが、その数はまだそこまで多くはなく、今後トラック業界の中心的な役割を果たすことが見込まれているんです!!

以下の項目では、人気の高い6トン・8トンクラスの増トントラックの寸法ついて、触れていきたいと思います。

6t(トン)クラスの増トントラックサイズ・寸法

さて、トラックの寸法についてですが、まず各メーカーの6トンクラスのトラックを確認していきましょう。

6tトラック

この増トンされた6トントラックは、6トン前後の積載量になるように造られているため、車種によって寸法に違いがあるのです!

三菱ふそう・ファイター(平ボディ)
最大積載量 6,300キログラム
車両総重量 10,880キログラム
荷台長 5,750ミリメートル
全長 7,685ミリメートル
荷台幅 2,350ミリメートル
全幅 2,470ミリメートル
荷台高 400ミリメートル
全高 2,485ミリメートル

三菱ふそう「ファイター」の車両情報はコチラ!

日野・レンジャー(冷蔵冷凍車)
最大積載量 6,600キログラム
車両総重量 10,900キログラム
荷台長 6,490ミリメートル
全長 8,910ミリメートル
荷台幅 2,140ミリメートル
全幅 2,340ミリメートル
荷台高 2,050ミリメートル
全高 3,390ミリメートル

日野「レンジャー」の車両情報はコチラ!

いすゞ・フォワード(ウイング)
最大積載量 5,400キログラム
荷台長 6,210ミリメートル
荷台幅 2,405ミリメートル
荷台高 2,415ミリメートル

いすゞ「フォワード」の車両情報はコチラ!

このように同じ6トントラックでも、車種によってサイズに違いが出てくることをお分かり頂けたかと思います!

お次は、さらにサイズが大きい8トンクラスの寸法について、触れていきたいと思います★

8t(トン)クラスの増トントラックサイズ・寸法

増トントラックの8トントラックについて、順番に見ていきましょう!

8tトラック

8トントラックの寸法には決まりがないので、メーカーや車種、形状によってサイズが変わってきます。

三菱ふそう・ファイター(平ボディ)
最大積載量 8,500キログラム
車両総重量 13,250キログラム
全長 7,540ミリメートル
全幅 2,290ミリメートル
全高 2,565ミリメートル
いすゞ・フォワード(アルミブロック)
最大積載量 8,000キログラム
車両総重量 13,590キログラム
全長 8,450ミリメートル
全幅 2,330ミリメートル
全高 2,720ミリメートル
UDトラックス・コンドル(平ボディ)
最大積載量 8,600キログラム
車両総重量 15,240キログラム
全長 10,955ミリメートル
全幅 2,460ミリメートル
全高 2,750ミリメートル

先程ご紹介してきた6トントラックと同様に、こちらもそれぞれの車両に違いがありますね。

レッスン3

増t(トン)トラックを運転するために必要な免許![中型免許・大型免許]

では、増トントラック「運転したい!」と思った場合は、どのような免許が必要なのでしょうか?

中型と大型免許

この増トントラックの中でも中型規格に該当する車両であれば、中型免許で運転が可能となります!

また、積載量を求めている人の中には「大型トラックで良いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、大型トラックを運転するためには新規で大型免許を取得しなければいけません。

増トントラックは中型規格でも、大型規格に迫る積載が可能でありながら、中型免許のみで運転できちゃうのです◎。

ちなみに、増トントラックの中には中型扱いのものと、大型扱いになってしまうものがあるため、中型免許を所持している方が大型クラスの増トントラックを運転してしまうと交通違反になってしまうので要注意!!

全国展子

過去には確認を怠ったことで規格外の車両を運転してしまい、無免許運転と見なされ警察に「検挙されてしまった」ケースも…

上記のような注意点はありますが、増トントラックは大型トラックよりも積載量が少ない代わりに車両価格が安くなっているため、費用を削減したい方にオススメですよ!!

免許・費用などの増トントラックならではの特徴がありますが、購入の際はご自身の条件に合っているかをじっくり判断することが大切です★

レッスン4

中古の増t(トン)トラック車種一覧[各メーカーの車両紹介]

先程から説明している増トントラックですが、近年では中古車市場にも状態の良い車両がラインナップされてきています。

増トントラックは各メーカーが積極的に取り扱うようになり、主要メーカーも多くなってきています!

以下では、主要メーカー・増トントラックの車種を一覧にしてみました。

  • ■増トントラックのメーカー・車種
  • 三菱ふそう ファイター
  • いすゞ フォワード
  • 日野 レンジャー
  • UDトラックス コンドル

このように「増トントラック」といったら、主に上記の車種が該当します。

ちなみに、新車よりも中古で購入した方が費用を安く抑えることが可能ですよ◎。

トラック王

費用を抑えたい場合は中古の方がお得なんじゃな!

次の項目では、それぞれの車種についてもう少し掘り下げていきます!!

三菱ふそう/ファイター

最初にご紹介するのが、1984年から2002年に三菱自動車工業が2003年以降は三菱ふそうトラック・バスが製造・販売しているファイター!

ファイター

中型トラック・FKシリーズのフルモデルチェンジをする時に、名称がファイターになりました。

このファイターという名前には「戦士」という意味があるそうです。

型式に関しては、フルモデルチェンジ前に引き続いてFKやFMが使われています。

2代目のマイナーチェンジ時には、機械式オートマチックトランスミッション(INOMAT)が採用されました。

また、ラインナップとしては、フルキャブのファイター・ベッドレスショートキャブのファイターNXの2車種の構成となっており、大型クラスの増トン車も組み込まれています!!

荷台寸法・車両寸法・最大積載量

気になる三菱ふそう・ファイターの寸法は、こちらになります!

三菱ふそう ファイター(ショートキャブ)
型式 TKG-FK71F-D3
最大積載量 4トン
荷台長 4,000ミリメートル
全長 5,935ミリメートル
荷台幅 2,120ミリメートル
全幅 2,240ミリメートル
荷台高 400ミリメートル
全高 2,470ミリメートル

三菱ふそう「ファイター」の車両情報はコチラ!

いすゞ/フォワード

いすゞのフォワードは1970年に発売され、名前には「前進する」「促進する」という意味があります。

フォワード

日々モデルチェンジを重ね、現在の車両は2007年に発売された5代目となっています!

中型規格のトラックであるフォワードと同じくいすゞが販売しているエルフは、一つのグループとなっているため、車両の部品が共有化されているのです!!

このフォワードは、8トン~11トンまでとラインナップが豊富であり、バン・ウイング・冷蔵冷凍車はオリジナルの完成車が販売されています。

さらに、増トントラックの種類は多く、選ぶ選択肢も広がります!

機能面では、D-CORE(ディーコア)という新世代エンジン、スムーサーFXと呼ばれているトランスミッションが搭載されているのです!

荷台寸法・車両寸法・最大積載量

では、いすゞ・フォワードの寸法は、このようになっています!

いすゞ フォワード カーゴ・フルキャブ
型式 TKG-FRR90S2
最大積載量 8トン
荷台長 6,210ミリメートル
全長 8,195ミリメートル
荷台幅 2,155ミリメートル
全幅 2,260ミリメートル
荷台高 390ミリメートル
全高 2,550ミリメートル

いすゞ「フォワード」の車両情報はコチラ!

日野/レンジャー

日野の中型トラックを代表するレンジャー!

レンジャー

このレンジャーのラインナップは、4トン~10トンという種類が用意されています。

レンジャーの製造・発売は1964年から開始され、現行車となる5代目は2001年に販売されています!!

インドネシアで2015年には、全世界に先駆け6代目の新型が発表されています。

機能面では「エンジン回転と過度な加速・減速をなくした走行を最適化」する日野エコランというシステムが搭載されているんです!!

また、クリーンディーゼル技術を駆使したエンジンは、排出ガスのクリーン化や燃費の向上を実現しています★

荷台寸法・車両寸法・最大積載量

日野・レンジャーの寸法は、以下の通りです!

日野 レンジャー(ショートキャブ・平ボディ)
型式 FC7JLAA
最大積載量 4トン
荷台長 6,705ミリメートル
全長 8,677ミリメートル
荷台幅 2,130ミリメートル
全幅 2,230ミリメートル
荷台高 395ミリメートル
全高 2,445ミリメートル

日野「レンジャー」の車両情報はコチラ!

日産UDトラックス/コンドル

日産UDトラックスが製造・販売している中型トラックのコンドル!

コンドル

2002年には世界初の電気エネルギーの蓄積に電気二重層コンデンサを使用した、パラレルハイブリッド方式の「キャパシタハイブリッド」を発表しました。

キャパシタハイブリッドの技術供与に加え、日野製のディーゼルエンジン供給の提携契約が日野自動車との間で結ばれています。

中型のエンジンは、2004年から日野自動車製となっていたのですが、4代目から自社製であるUDトラックスに戻りました!!

荷台寸法・車両寸法・最大積載量

こちらが日産UDトラックス・コンドルの寸法になります!

日産UDトラックス コンドル(木製三方開 カーゴ・8t車)
型式 TKG-MK38LKHHDB
最大積載量 4トン
荷台長 6,200ミリメートル
全長 8,455ミリメートル
荷台幅 2,120ミリメートル
全幅 2,230ミリメートル
荷台高 400ミリメートル
全高 2,465ミリメートル

UDトラックス「コンドル」の車両情報はコチラ!

レッスン5

増t(トン)トラックのメリット&デメリット[購入のポイント]

以上の説明によって最大積載量の多い増トン車を「購入したい!」「欲しくなった!」という方も多いのではないでしょうか?

増トン車は仕事に役立つ車両として需要が増え続け、今や各トラックメーカーのラインナップに欠かせないサイズですからね。

前述したように、増トントラックは4トン車をベースにして最大積載量を大幅にアップさせているトラックですが、これによる「メリット」「デメリット」はどんなもんなのでしょうか?

メリットとデメリット

■増トントラックのメリット

  • 費用が安い
  • 中型規格なのに積載量が多い

増トントラックの「最大のメリット」といったら、購入の時の費用が安いこと!

大型トラックであると高額で手が出せないということもありますが、増トントラックであれば安い値段で購入ができちゃうのです!

大型トラックを新車で購入する場合は、最低でも1,000万円以上が必要。

中古の場合はもう少し安いですが、それでも「まだ高い!」とお悩みの方がいたら、増トントラックがオススメです!!

増トントラックは大型トラックよりも30%ぐらい安く購入することができ、車種にもよりますが中古車だと200万円~600万円ぐらいで購入が可能となっています◎。

また、増トントラックは購入する以外でも、今使用しているトラックを増トンすることも可能となっています!

2つ目のメリットとしては、大型トラックに近いサイズのボディとなっているため、積載できる荷物が「ドドーン」と増えることです!!

積載量が増える事で輸送・積載の作業効率が向上します。

また、作業効率が上がることにより、人件費の削減・燃費向上も期待できるのです★

■増トントラックのデメリット(ちょっとした注意点☆)

  • 中型規格を超える場合がある

増トントラックを購入する際のデメリットですが、8トンの増トントラックの場合、車両総重量が8トンを超えているものも少なくありません…。

例え8トンギリギリであっても、搭乗者が車両総重量に換算されるため、8トンの増トントラックを運転するためには免許区分が8トン以上のものとなってしまうのです!

このため、車両総重量・最大積載量の増加により、中型免許の規定値を越えるので大型免許が必要になります…

この規格の確認を怠ることで規格外の車両を運転してしまうと、警察に検挙されることがあるのでご注意を!

以上が増トントラックの内容でしたが、費用・積載量などのメリットを考えれば、デメリットは気になる程でもないような気がします!!

購入を考えている方は増トントラックのメリット・デメリットを確認し、ご自身の条件に照らし合わせてから決断してみてはいかがでしょうか?

「決められない!どれがいいの?」とお悩みの方は、下記にお電話くださいね☆
トラック購入相談
ワタクシ展子のようなプロスタッフが無料相談に応じますよぅ!!

レッスン6

増t(トン)トラックまとめ

全国展子

増トントラックの全知識はいかがでしたか?

トラック王

いつもながら分かりやすいのぉ。姫もそう思うじゃろ?

トラック姫

もちろんトラー。姫も増トンしちゃうトラー。
まずはケーキを1ホール食べるトラ!

トラック王

それは体重が増えるだけじゃ!

全国展子

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

上へ戻る

「トラック王国」