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SmartDriveとは?サービス内容や展望などをご紹介

●株式会社スマートドライブ・今野様PROFILE

■インサイドセールス マネージャー 今野 雄貴
2019年9月に株式会社スマートドライブに入社。 スマートドライブのサービスで課題解決ができそうなお客様に対して、電話やメールでコミュニケーションを取りながら、現状や抱えている課題をヒアリングし、弊社が提供できるサービスの価値を伝えて、アポイントにつなげることが役割。 前職の株式会社ビズリーチではインサイドセールスのトレーニング部門を立ち上げ、トレーナーとして従事。

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スマートドライブとはどんな会社?

▲スマートドライブのサービスを利用すれば、リスクやコストの削減が可能になります!

まずは、株式会社スマートドライブについてご紹介していきます。

株式会社スマートドライブは、2013年に東京で設立された会社で、主にクラウド車両管理システムを取り扱っています。

「クラウド車両管理システム」は、走行データを収集・解析することにより、事故や渋滞のリスク削減、車両管理コスト削減などが可能になります!

クラウド車両管理システムの役割

走行データを収集・解析
事故や渋滞のリスク削減
車両管理コスト削減

スマートドライブのサービス概要

▲取得したデータは、3種のサービスに活かされています!

では、スマートドライブはどのようなサービスを展開しているのでしょうか?

ツールによって取得された走行データは分析・可視化され、3種のサービスに活用されています。

スマートドライブが展開するサービス

SmartDrive Fleet (業務用車両管理)
SmartDrive Cars (安全運転ポイント進呈)
SmartDrive Families (家族、高齢者向け)

ここからは、今野様のインタビューを中心に、スマートドライブの事業内容などを詳しくお伝えしていきます!

スマートドライブのサービス、SmartDrive Fleetとは?

▲リスク削減やコスト削減以外に、様々な付帯サービスも!

Q1.主な事業内容について

スマートドライブの事業内容について教えてください。

 

スマートドライブの事業内容は、「移動の進化を後押しする」というビジョンの下、データの解析やモビリティサービスの展開を行なっています。データ取得の部分で、自社で独自開発したクラウド車両管理システムSmartDrive Fleetを提供しております。

Q2.SmartDrive Fleetの概要

SmartDrive Fleetとは、具体的にどのようなサービスでしょうか?

 

SmartDrive FleetはBtoBのサービスであり、2020年7月現在、400社以上に導入されています。デバイスの設置が簡単である為、車両管理業務を他社に委託している場合も、管理が容易になります。

車載デバイスにはGPSだけでなく、加速度センサーやジャイロセンサーが搭載されていますので、様々なデータが取得できます。スマホ用アプリもございますので、ご自身の走行データをスマホから確認することも可能です。

取得可能データ

リアルタイム位置情報、走行距離、時間、走行ルート
訪問先住所、訪問先滞在時間(荷待ち時間)
危険運転(急発信、急ブレーキ、急ハンドル)、スピード超過、アイドリング

取得したデータから、ヒヤリハットや危険の兆候を把握し、事故削減の取り組みを行ったり、トラックのルートや配車の見直し、車両メンテナンスの必要性などが確認でき、働き方改善やコスト削減などに活かせます。

 

Q3.SmartDrive Fleetの特徴

では、SmartDrive Fleetの特徴について、詳しく教えてください。

 

SmartDrive Fleetは車載デバイスをシガーソケットに挿すだけで設置ができて、シンプルな操作で活用できます。一般的に車両管理システムといえば、管理者の方向けに作られていますが、我々はドライバーの方にもメリットのあるシステムを構築しています。

▲車載デバイスはシガーソケットに挿すだけで使用できます!

ドライバーの方が安全運転を行う事をメリットと捉え、安全運転によってポイントが加算されます。ポイントの付け方はカスタマイズも可能で、渋滞を避けた時間差出勤などにも加算することが出来ます。

SmartDrive Fleetの特徴

簡単な設置、シンプルな操作が可能
管理者とドライバーの方にメリットあり
安全運転をポイント化(カスタマイズ可能)

 

Q4.SmartDrive Fleetの導入目的

SmartDrive Fleetを導入される企業は、どのような目的を持っているのでしょうか?

 

新型コロナウィルス発生前までは、業務生産性向上を目的に導入されていましたが、現在はコスト削減の部分が重視されています。

 

コロナウィルス発生前後の導入目的変化

コロナウィルス発生前→業務生産性向上・ドライバー日誌回収の手間を省く・リアルタイム居場所確認
コロナウィルス発生後→車両台数削減・燃費改善・車両待機時間の把握

当面はこのような状況が続く見通しのため、自社内で完結できるコスト削減(管理の徹底)を目的とした導入が続くと思います。

 

Q5.SmartDrive Fleetの人気機能について

SmartDrive Fleetのサービス中、どの機能が喜ばれているでしょうか?

 

リアルタイム位置情報が特に人気ですね。位置情報は1秒に1回の頻度で取得され、10秒に1度管理画面が更新されます。

▲極めて高い精度で位置情報が確認できます!

また、ドライバー毎の運転傾向や危険操作を確認することができるため、会社によっては運転スキルの点数をインセンティブの基準にされている場合もあります。運転スキルの点数は、保険会社との実証実験技術により培った、アルゴリズムをスコア化しています。

▲運転スキルがポイント化されます

SmartDriveFleetの人気機能

精度の高いリアルタイム位置情報
運転スキルの点数化

 

Q6.導入企業の実例

SmartDrive Fleetを導入された、企業の実例を教えてください。

 

コロナウィルスの発生以降、業務が煩雑になった為に、SmartDrive Fleetを導入された企業をご紹介します。

 

コロナウィルス発生以降の導入企業

廃棄物収集業→巣ごもり消費増加でゴミの量増え、ルート確認用に導入
配送業→消費増加によって配送量も増加、コスト確認用に導入
運送業→アナログタコグラフの併用品として導入

この中でも、運送業での導入が増えているとお聞きしました!

運行記録計器であるタコグラフは、車両総重量7トン以上のトラックに設置義務があり、従来のアナログタコグラフはデータの解読が難解かつ、簡単に改ざんされてしまうそうです。

このため、端末の設置とデータの確認が簡単なSmartDrive Fleetを、アナログタコグラフと併用する企業が増えてきています。

事業主やドライバーのメリット・デメリット

▲SmartDrive Fleetのメリットデメリットとは?

ここからは、SmartDrive Fleetの導入による、メリットとデメリットについて考えてみました。

導入によるメリットは?

SmartDrive Fleetを導入することによって考えられるメリットは、以下が挙げられます。

SmartDrive Fleet導入のメリット

自社内でのコスト削減が簡単に行える
運転技術の可視化ができる

SmartDrive Fleetの導入により、可視化できる部分が増えるため、車両のコスト管理やトラブル回避が容易になります!これらの部分のリソース(資源)を、大幅に減らすことが出来ますよ。

SmartDrive Fleet導入のデメリットは?

では、導入を行なった場合に考えられるデメリットは、何があるでしょうか?

SmartDrive Fleet導入のデメリット

ドライバーが監視されているように感じる場合も
安全運転ポイントが重視される

デメリットの部分を挙げるとしたら、位置情報や運転技術が可視化されるため、ドライバーの方の中には「常に監視されている」と思われる方もいらっしゃるそうです。

しかし!安全運転を続けることにより、事故を減らせることはもちろん、ポイントを飲食物などと交換できるメリットもあるんです!

次の項目では、ポイントの詳細についてお伝えしていきます。

ポイントの詳細について

安全運転を続けることによって溜まったポイントは、オンラインギフトサービスとの提携により、コンビニの飲食物やギフトカードなどと交換可能です!

ポイントと交換可能な飲食物やギフトカード

LAWSON(Machi cafeコーヒー、レッドブルなど)
31アイスクリーム
デジタルギフト(Amazonギフト券等)

安全運転を続けている方は、コンビニに行く機会が増えそうですね♪

今後の展望について

株式会社スマートドライブの新サービスや、海外展開の予定をキャッチしたので、これらについても伺ってみました!

▲スマートドライブの運送・物流向け新サービスとは?

Q7.新サービスの詳細について

スマートドライブ社の新サービス「着タイム」について教えて下さい。

 

「着タイム」は株式会社モノフル様と共同開発した、物流業界向けの遅延自動連絡サービスです。

 

着タイムについて

▲配車の最適化が可能になります!

着タイムは車両の現在地をリアルタイムに把握し、到着予定時刻を算出できるので、遅延情報や到着予定時間を担当者にメールで通知できます。これまではドライバー・運送会社・荷受けの三者間で電話連絡が必要だった部分について、業務効率化が可能になりました。

 

着タイムを活用できれば、大型商業施設など荷受けの配置などが早くなり、時間を有効に活用することができそうです!

 

Q8.海外展開の予定について

併せて、今後の海外展開についても教えてください。

 

弊社はマレーシアに現地法人がございまして、現地の経済発展と共に増えている、渋滞緩和や事故削減を目標にしています。

 

このため、KDDIの現地法人や現地企業のDreamEDGEと共に、課題解決に向けた取り組みを進めています。

 

Q9.今後の業務展開について

最後に、トラックに関連した今後の業務展開についても、教えて頂きたいです。

 

物流業は仕事が煩雑であり、人材が集まりにくくなっているため、弊社のサービスを活用できないか考えています。

 

ドライバーのエンゲージメントを高めることで離職率を下げたり、福利厚生として採用活動に活かして頂ければと思います。

 

スマートドライブまとめ

スマートドライブが展開する、サービスの内容が伝わったでしょうか? ドライバーの方にもメリットがあるんじゃな。 姫も安全運転を続けて、ポイントとアイスを交換したいトラ! これで1年中、好きなだけアイスを食べられるトラ! 姫は何を目指しているんじゃ… (どれだけアイスが好きなんですか…)

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